成功するシニアビジネスの教科書 | シニアジャンプ.com ~ アクティブシニアの総合情報サイト

成功するシニアビジネスの教科書

http://amzn.asia/6gHyDMk

単行本(ソフトカバー): 254ページ
出版社: 日本経済新聞出版社 (2014/6/19)
言語: 日本語
ISBN-10: 4532319005
ISBN-13: 978-4532319007
発売日: 2014/6/19


内容紹介

本書は、こんな悩みのある方、必読の一冊です。

1. 最近注目のシニア市場で何かビジネスがしたいが、
具体案がまだない。
2. 上司からの指示でシニアビジネスに取り組むことになったが、
何から始めればいいのか分からない。
3. シニア層をターゲットとした新企画を練っているが、
試行錯誤していて、パッとしたものが出せないでいる。
4.すでにシニアビジネスに取り組んでいるが、
なかなかうまくいかず、苦戦している。

本書は、こうした悩みを抱えている企業の皆さんに、
実践的ですぐに役立つビジネス上の秘訣を「体系的」にまとめたものです。

本書の内容は、シニアビジネスの第一人者である筆者が
過去15年間に、多くの企業の担当者から寄せられた質問や相談と、
実際の事業現場での苦い体験をもとに構成しています。

つまり、業務の現場で同じ悩みを持ち、日々悪戦苦闘している人たちの声が、
本書の構成と中身に反映されているのです。

したがって、本書をお読みいただければ、皆さんが抱えている業務上の悩みを解決し、
直面している事業上の壁を乗り越えるのに、きっとお役に立つものと確信しています。

〈目次〉

はじめに シニアビジネスでお悩みの皆さんへ

第1章 シニアの消費行動はいかにして起きるか?
――消費のトリガーは「年齢」ではなく「変化」

第2章 いかにしてビジネスチャンスを見つけるか?
――シニアビジネスの基本は「不」の解消 

第3章 いかにしてシニアビジネスを発想するか?
――シニアシフト時代の水平思考の仕方

第4章 いかにしてシニアのニーズを把握するか?
――市場調査では見えてこないシニア市場

第5章 いかにしてシニア「個客」にうける商品開発をするか?
――団塊世代は、団〝壊〟世代

第6章 いかにしてシニアの消費心理を踏まえた商品提案をするか?
――財布のひもが緩むカギは「解放段階」と「家族との絆」

第7章 いかにしてシニア顧客にリーチするか?
――スマートシニアに対する賢いアプローチのコツ 

第8章 いかにしてシニア「個客」をあなたの「顧客」にするか?
――重要なのは「お金の報酬」より「心の報酬」

おわりに 超高齢社会に明るい未来を感じる瞬間 

〈著者からのコメント〉

これまでシニア市場や団塊世代をターゲットにした書物は多くありました。
しかし、シニアビジネスという分野に特化して、
その勘所を「体系的」にまとめた書物がほとんど見当たりませんでした。
これが、私が本書を執筆した理由です。

本書を執筆したもうひとつの理由は、
シニアビジネスはシニアのためだけでなく、若者のためにもなるからです。
自分自身二人の子供をもち、若い学生との接点の多い私は、これを後押ししたかったのです。

シニアビジネスの基本は、「不(不安・不満・不便)」の解消です。
シニアの「不」の解消につながる消費が増えれば、
企業業績が向上し、若者の雇用機会も増えるのです。

そのためには、もっとシニアビジネスに取り組む企業の量と質の向上が必要です。
こうした理由から、私は本書を「教科書」と銘打って、
過去15年間のシニアビジネスの体験をもとにした秘訣をあえて公開することにしました。

そして、さらに大切なことをお伝えします。

年功序列・終身雇用が崩れた現代は、
かつてのように社内で上司が部下を厳しく鍛えてくれる機会が激減しました。

ところが、シニアビジネスの現場では、若い社員を鍛えてくれる上司のような人がいます。
シニア顧客がそれです。

目の肥えた、要求の厳しいシニア顧客の満足を得るのは簡単ではありません。
何度も怒鳴られたり、なじられたり。悔し涙で夜も眠れないこともあるでしょう。

しかし、そういう厳しいシニア顧客こそ、
かつて存在した鬼上司のように、若手社員を鍛えてくれ、
若手社員はビジネスパーソンとして成長できるのです。

これが、私が「シニアビジネスはシニアのためだけでなく、
若者のためにもなる」と書いたことの別な意味です。

そして、このことを実感できる時、
私は超高齢社会に明るい未来を感じることができるのです。

内容(「BOOK」データベースより)

すぐに事業を軌道に乗せる「答え」がここにある。シニアシフト対応ビジネスの悩みをスッキリ解決する「8つの視点」を詳説。

他のコンテンツ