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【提言19】オンラインで営業活動とビジネスが劇的に変わる

ユーザー
サイト管理者
日付
18年12月7日 18時18分
元記事URL(外部サイト)
https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-12424256706.html

[本文引用]

BtoBであろうが、BtoCであろうが営業担当が商品やサービスを
売ることは世界共通である。
営業担当は『もっとも人間力が磨かれる』仕事のひとつであると日本では
よく知られている。その一番の理由は、人間力を最大限に発揮して営業活動を
行い、顧客との信頼関係を勝ち取ることで商談の90%以上は決まるからである。
もちろん、商談の成功には商品が優れていることが重要だし、自分の会社の信用、
つまりブランド力も大切だ。また、顧客攻略のノウハウといったような
営業のテクニック論など、その他さまざま重要な要素はある。

では、人間力で勝負とはどういうことか考えてみる。
人間力とはICTがデジタル的であるということに対比して、アナログ的で
あるかどうかと言い換えることができる。
現代の営業スタイルにおいて、このアナログ的な要素とデジタル的な要素を
改めて考えてみよう。

ここ最近の営業活動はICT最先端ツールを駆使しているケースが大半だ。
スマホで予定のチェック、スマホで訪問場所や地図を確認することは当たり前。
プレゼンはパワーポイントで作成し、時には動画も活用する。
タブレット端末を巧みに使いこなし、商談を展開していく。仮に営業商談で
ICTツールを使わなかったとしても、その説明資料などは
さまざまなアプリケーションで作成されているだろう。
また、組織的営業活動はその活動の行動管理やプロセス管理もとても重要だ。
ここ数年、SFA、CRMなどのICTによる営業活動管理、顧客管理などは
今や一般的になりつつある。(※2016年発刊当時)
今の日本のような先進国で、営業の予定やプロセス管理を手帳のメモだけという人は
シニアには多いだろうが、すでにマイノリティになりつつある。

現代の営業活動を振り返ると、かなりのシーンでICTは当然のごとく使われている。
もはや、これ以上の営業活動の効率化やより次元の高い商談を求めることは
難しいのだろうか?

もう一度、別の視点で営業活動の基本パターンを振り返ってみる。
顧客接点ゼロという状況から考えてみるとわかりやすい。営業の第一歩は、
なんらかの手法で顧客候補を見つけることが第一歩である。
問い合わせや紹介が理想だが、今でも変わらずテレアポや飛び込みは有効だ。
こういう行為は、営業としてのメンタルトレーニングも兼ねている。
アナログ的営業の典型ともいえるだろう。そこに加えて、最近ならば
企業ホームページにダイレクトにメールなどでアプローチできる。

次は、潜在顧客が見つかったら、訪問の約束をして、顧客との面会に向かう。
BtoB、BtoCそれぞれの商談の進め方に違いはあるが、
冒頭で述べたように、いずれの場合も営業では人間力こそ最大の武器である。
この人間力は人間的魅力ともいえるが、具体的にどういうことだろうか。

初訪であれば、第一印象は絶対だ。身だしなみ、マナーなど、気を配ることは
山ほどある。初訪で好印象ならば、次はクロージングに向けてのフォロー活動だ。
もちろん、一発クロージングが望ましいが、平均的には何回か顧客との面会となる。
ある灼熱の日本の夏のシーンを考えてみよう。
今でこそクールビズが当たり前になったが、一昔前までは、どんなに暑くても、
ネクタイにスーツがスタンダード。極端な話、顧客に会う寸前までネクタイを外し、
スーツの上着は手でわしづかみ。顧客に会うときには、涼しい顔をして、
顧客に一生懸命さと誠実さをアピールする。少なくとも10年以上前の
日本の基本的な営業スタイルはこんな風景が当たり前だった。
冬は冬で、どんなに寒くてもコートを着ずに走り回り、
元気さと気合をアピールしていた。私が社会人駆け出しの頃は、
少なくともこういう環境を肌で感じてきた。
 
今は何が変わったのか? 

そもそも営業活動は楽になったのか? 

クールビズになって、灼熱の夏の季節だけは営業活動もライト感はある。
しかし、今でもまったく変わらない風景もたくさんある。
それは、嵐であろうが雪であろうがどんな天候でも顧客に訪問する
という姿である。時には、満員電車に詰め込まれて移動し、
乗り継ぎにピリピリしながら、移動だけで神経が磨り減る。
顧客が遠方の地方でも今の営業の基本パターンは、まず顧客のオフィスに
訪問することからスタートする。この風景こそ、いかにも一生懸命であり、
誠実でアナログ的な象徴である。もう滅多に見かけなくなったが
「灼熱の中のスーツにネクタイ」も同様だろう。

営業はお客さんに直接会うのが当たり前である。ところが、
この当たり前を疑うと営業活動は劇的に変化していく。
海外とのビジネスで考えると、とてもわかりやすい。
海外での商談では計画通りに顧客に会うことすら大変だ。
ひどい渋滞に巻き込まれたり、逆に相手がドタキャン・・・なんてことも
日常茶飯事だ。顧客に会うことがスタートであるならば、
そのスタートまで到達するだけでも日本と比較するとハードルが高い。

当社が活動しているベトナム国内のBtoB営業を例にあげて説明しよう。
大都会で知られるホーチミンだが、いまだ電車は存在しない。
当然、タクシーなどの車移動になるが日本のように充実したサービスは
期待できない。渋滞やスコールで時間の遅延要因は山のようにある。
常にそういう環境なので、約束時間はあってないようなもの。
前出のように日本では考えられないドタキャンも発生する。
ところが、彼らには言い訳がたくさんある。
先ほどの渋滞やスコールだけでなく、不便な環境だからこそ
言い訳がいくつもピックアップできるのだ。

また、営業担当に通訳も必須になる。英語ができる相手でも、
やはり高度な越日の通訳が必要だ。そして、その通訳の手配も大変。
ハノイでの商談にホーチミンから通訳を連れて行くには当たり前だが、
コストがかかる。日程調整して、飛行機の手配もしなくてはならない。
ひとつの商談がとても大がかりだし、コストがかかる。

当社が、こんな環境下で長年、営業活動、ビジネス活動をしてきて、
自然と取り組んできたのがオンラインでの商談だ。私達は今のような
スカイプやクラウドサービスがある時代の前からオンラインでの
コミュニケーションに取り組み続けてきた。当初は、ポリコムという
世界トップシェアのテレビ会議システムを使っていた。
どうだろうか?

日本人もベトナム人もお互いの利害関係が一致しているのが、
オンライ