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改めて考える、日本人らしさとは何だろうか?

ユーザー
サイト管理者
日付
20年4月29日 05時20分
元記事URL(外部サイト)
https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-12593166347.html

[本文引用]

 

 

私は、通常は海外で仕事することが多い。

新興国と呼ばれるベトナムやルワンダに現地法人があることもあり、結構な時間をアジアやアフリカで時間を過ごしてきた。

 

海外で活動している日本人の多くの人の共通事項だが、

外にいると日本の強みと弱点がよく分かるようになる。

そして、日本国内でいたときよりもずっと日本の事が好きになる。

必然的に、何とかしたいという気持ちに駆られる。



皆さん同じように、日本の良さ、素晴らしさ、美しさはよく知っている。

そしてその奥の“日本人らしさ”とは何かを自問自答していると思う。


私もその一人である。

 

そいう言う意味でも、今回のコロナ危機は、

なおさら、“日本人らしさ”が試されているといっても言い過ぎではないと思う。


人類にとって初めての経験といえる世界的危機のど真ん中である。

今、日本もかなりの正念場である。

私も今回の日本のコロナ危機管理に一つでも貢献したいと強く思っている。

それには、世界が一つになることが絶対である。

この危機は世界が連帯して一体となっての解決を図るしかないのである。

 

一方で、日本が世界の中で、

国としてどうなのかも四六時中気にしている一人でもある。

 

今は、本来であれば大型連休のこの約二週間で、

“日本らしさ”を発揮して危機回避の兆しが作れるかどうかの正念場である。


毎日のようにマスメディアやネットから、世界の危機対応の現状や対策の様子が飛び込んでくる。

一般の生活者までがここまで世界の情勢を気にかけて、メディアにくぎ付けになったことはないと思う。


だからこそ、個人個人の情報感度も重要になるわけであるが、私も様々な立場の人たちと情報交換や意見交換していると、

ほとんどの日本人が、日本という国をメディアで流れる海外の国と比較しているのが分かる。


要は、日本の危機管理の打つ手が良いかどうか?タイムリーなのか?指導者は?

人によっては、よその芝生が青く見えるのであろう。メディアも助長する。


見方によっては、日本の対応に不満がたまり、必然的に矛先が政治や行政に向かう。

私が見たメディアでの印象では、ドイツの対策が優れている。スウェーデンは独特のスタイルでチャレンジしている。韓国が顕著な成果を出したことで、世界的に称賛されている・・・

 

ざっと書いてこんなところであるが、

やっぱり、日本人としては、日本はところでどうなのか?はとても気になる。

 

私自身は、自分の行動に責任を持つ前提で、日本人には期待している分、今はまだ日本は独自の対策で健闘していると考えている。


しかし、ある意味、日本の良いところと悪いところの両面が際立ってきたと思う。


二極分化してきたといえば、大袈裟さだが、

良いところは、今でも世界で評判の“日本人らしさ”である。

規律正しく、躾ができていて、思いやりの精神で助け合う。強制力がなくても和をもって、危機対応もできそうに期待している。いや、ぜひ、そうしたいと強く思っている一人である。

 

一方で、昔の日本と違って、

やはり、躾などの教育が欠如してきていた日本の悪さも露呈している。要するに自分だけよかったらという言動の人である。

私も常々一定割合存在していて年々増加していると感じていたことである。

今回の事で特に思うのは、予想より自分本位な無責任な人が多いという事である。

 

また、メディアなどでは、民主主義の未来が問われているという論調もある。

強制力のある政治体制の国では、

最先端ITの活用で個人の行動管理を徹底して一定の成果を上げている。

ITの仕事を長年関わってきた私としてはこのメリットには納得だ。

この対極が国民一人一人の自主性、自己責任に任せる。という方法だろう。

そもそも、福祉国家で国が丸ごと国民を面倒見ているような北欧の