[本文引用]
昨日、政府は5月末までの全国一斉の緊急事態宣言の延長を決めたようだ。
意見は色々とあるだろうが、私は予想の範囲というか、当然のことと思っている。
それでも仮に欧米やベトナムなどの今回の危機対策と比べたとしても日本は柔軟だと思う。
様々な背景や事情もあるとはいえ、結果的に日本は国民一人一人の自己責任を問うところになると考える。
経済優先か人の命優先かの議論も毎日世界中で喧しいが、私は経営者ではあるが、当然、後者を優先して考えるべきだと思う。
そもそもコロナ危機以前から、いいまでの経済自体が過渡期にあり変革期に来ていたのである。今は、人類にとって本当に大切なものは何かをまずは見極めるべきである。
環境破壊の問題、ハイプラの問題、自然エネルギーへの取り組み、途上国の貧困問題、サイバーテロの脅威、IT社会の急激な進展によるデジタルデバイドの拡大など、枚挙にいとまがない。健全な地球、健全な社会に戻すべき時期だったのだ。
特に日本は超高齢化社会の課題が大きくのしかかっていた。
単純に元の経済に戻す話とは違う。
今回の危機を乗り越える過程で人類は多くの事を学ぶだろう。