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市民権を得た中古ビジネスの功罪

ユーザー
サイト管理者
日付
20年5月25日 13時59分
元記事URL(外部サイト)
https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-12599394358.html

[本文引用]

 



ここ最近、すっかり、中古ビジネスが市民権を得た感がある。

もともと、日本では警察署で古物商の許可を取得することで、基本的には誰でも中古ビジネスができた。

実は、当社も27年前の創業時にベビー服やベビー用品の中古売買ビジネス、“おさがりの会”を立ち上げたので古物商は取得した。今も保有している。ただ、今はECも含めてネットでのサービスが一般的になった中古ビジネスの現状には合致していないのではと思う。


この話はともかく、私がリサイクル、リユースビジネスを志した30年近く前を振り返ってみて、ここまで中古ビジネスが一般的になるとは感無量である。

そもそも、中古ビジネスの意義を改めて考えてみると、一義にはもったいないである。

要するに商品は、使える間は使い続けよう。ということがベースであるべきだ。


先ほど書いた“おさがりの会”、中古のベビー用品を売買するビジネスを立ち上げた理由は大きく2つある。


一つは、私は専業農家の男3人兄弟の次男坊として生まれ育った。その頃の一次産業の世界では当たり前だったと思うが、子供服は“おさがり”と決まっていた。次男だから長男からのおさがりというケースが一般的だが、田舎では親せきや近所から長男におさがりがまわってくる。ある意味、なつかしい互助の社会である。長男の分が私に回ってくるとおさがりのおさがりである。


もう一つの理由は、創業時に幾つかの事情が重なって、3か月ほど長女の子守だけをして過ごしたことがある。その時は、あまりにも自由時間があった。そもそもブレインワークスで何をするべきか?を試行錯誤の時期でもあった。子供のころの自分の体験が子育て中の今まさに目の前にあった。

お祝いでもらっても使わないままのベビー服。結構値が張るベビーカーやベビーベット。なんともったいない。そんな体験をど真ん中でしていてピンときた。

これはビジネスになる。社会貢献にもなる。そう確信したのがきっかけである。

 

さっそく、パソコンを使って会員管理の仕組みを構築し、会員募集用のチラシを一太郎で作成した。あとは、会員集めである。



ちらしのポスティングから始まって新聞折込など色々とトライして半年後には会員が1000人に増えた。これは間違いなく成功すると確信していた矢先に阪神淡路大震災が発生した。まさに青天の霹靂だった。この時に、一旦おさがりの会は休止になる。



大震災のその後については、

ここでは割愛しますが、ご関心があれば、このあたりの活動をライブで話したものがあるので、ご覧ください。

 

 

 

 

 

さて、話を新興国の中古ビジネスに目を向けてみる。正確に言うと、先進国からの中古品を新興国に売る。というビジネスである。


例えば、今や地球上の隅々まで、日本車が中古車として重宝され活躍している。

ミャンマーやケニアで、時には20年落ちの日本車