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ビョンドコロナ、商売の原点に戻るべき時

ユーザー
サイト管理者
日付
20年6月21日 01時54分
元記事URL(外部サイト)
https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-12605696083.html

[本文引用]

 

 

感染症に対する危機管理も少し踊り場になった感がある。

行きつけのビアレストランも再開して、見る限り盛況だ。

しかし、コロナ前と大きく変わったことがある。

一つは、今や当たり前となった、除菌対策である。

どこまで効果があるかは、専門家の意見も諸説あり微妙なところだが、

私達日本人としてはマスクとセットでのマナーだし、最低限事はやっておきたいので、

今や納得しない人は少ないだろう。

 

実は、大きく変化したことはもう一つ別にある。

(ただし、今のところ私の行きつけの店での話である。まだ、他の店には行っていないので)


それはメニューとサービスである。

私の行きつけのこの店は、少なくともメニューは1/3以下になった。


メニュー減は一過性かもしれないが、それでもお客さんは見る限りいっぱいで楽しそうである。清算前に昔のようにお茶を頼んだら、今は、お冷だけですと定員さん。

こんなご時世に文句を言う客もいまい。

 



私は、仕事柄、20年以上前から顧客へのサービス力強化の仕事も多くしてきた。

丁度、日本の顧客獲得競争が激化してきた時だ


その中で、日本の行き過ぎたCS(customer satisfaction)いわゆる顧客満足度の向上に警鐘を鳴らしてきた。


鶏か先が卵が先かの議論ではないが、

過剰なCSの追求は結局巡り巡って、やがてはサービスを提供する側の負荷になり、それを実行する側の社員やスタッフのストレスになる。

そして、ストレスが溜まった彼らも立場変われば、一顧客であり、中にはクレーマー化する人も少なからずいる。


要するにサービスに普段からシビアに接しているので、自分がサービスを受ける側になった時、相手の対応に対してシビアになり過ぎるのである。


過度のCS向上は、

過ぎたるは及ばざるが如し

なのである。


断っておくが、もちろん、そうならないバランス力のある人や切り替えの出来る人もいる。

 

私は、新興国でのビジネス体験が長いので、

ここ30年ぐらいの日本に比べて、新興国の顧客対応はとてもシンプルである実感する。

こういうブログも昔書いたことがあるように、


https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-11204268699.html?frm_id=v.jpameblo&device_id=ec1a1e90de714da2a155a01f8a6aa6ef