[本文引用]
ブレインワークス
今、この名前を私はとても気に入っている。
私は1993年12月に有限会社ブレインワークスを設立した。
社名を決めたいきさつはこうだ。
20代で独立しようと考えていた時に、
誰しもそうなると思うが、社名にはこだわろうと思った。
20代は今から振り返ると「仕事ができていた」
とはとても思えないレベルだったと思う。
そんな中でも特に私が強い関心を持っていた仕事があった。
正確にはスキルという方が正しいだろう。
それはアイデアを創ることであった。
その当時は、自分が一番苦手な領域だったので、特にそう思った。
要するにアイデアを次々と生み出す仕事にあこがれと関心があったのである。
ただ、”アイデア”を社名につけたのでは魂胆がバレバレ。
別の言葉を探し数か月迷っていた。
そんなある日ブレインという名前が頭に浮かんだ。
ほどなく、メディアワークスを新聞で見た。
そして社名のブレインワークスという名前が決まったのである。
私は、今、この名前がとても気に入っている。
と書いたが、最近は日に日に気に入っているというほうが正確だ。
その理由は一言では説明できないが、
とにかくこの“ブレイン”奥が深いし旬なのだ。
感覚的なものに加えて最近ウマが合う人との出会いが急増していることが背景にある。
特にこのコロナ危機になってからは、その動きが加速している。
それは、本との出会いも含まれるので必ずしも今生存している人とは限らない。
ブレインは脳の意味もあるが、私はこの脳の役割や働きに大変関心がある。
脳を科学的に分析すると人間の力は本当に可能性に満ち溢れていいる。
「ブレイン・プログラミング」(サンマーク出版)という書籍が発刊されており、私も読了した。
その中に脳の働きのひとつであるRAS(Reticular Activating System)について述べられており、思わず膝を打った。
脳はRASの働きにより、自動的に関心ある情報をインプットし、次第に目標や夢に近づくことができる。
ブレインワークスも、次第にその方向に導かれるように進んでいると確信している。名は体を表す。に近づいているのである。
小さな会社としての強みは、アライアンス力である。
アライアンスパートナーと意気投合し、協業して事業を進めることのダイナミズは経営者冥利尽きる。まして、海外では人のつながりがより一層キーになる。今は、ブレインワークス自体がRASにより導かれていることを実感している。
脳と言えば、脳科学。
今はそれが自然にAIとつながる。
脳科学は私の関心がとても強い分野の一つでもある。
茂木健一郎氏はじめ脳科学関係の書籍は