[本文引用]
情報過多の時代の情報収集。
今の私の最大の関心ごと、と言っても過言ではない。
今更言うまでもないが、
今は世界中の情報にアクセスできる時代だし、
世界中の人とつながることによって、世界のライブ情報も取得可能な時代だ。
とりわけ、このコロナ禍の中で、ひときわ市民権を得たのが、動画配信だろう。
芸能人からスポーツ選手までが、YouTubeなどで、オリジナルコンテンツを配信した。
あっという間に、このYouTubeも多くの人の貴重な情報収集のチャンネルとなった。
一昔前までは、
経営資源と言えば、“ひと、もの、かね、情報”だった。もっと以前は、“ひと、もの、かね”で経営は組み立てられていた時代もあった。
すでに私には想像できない。
それだけ情報が少なかったし、流通していなかったのだろうと思う。
今は、隔世の感がある。
今は情報が経営資源の全ての"きっかけ"だと考える。
世界中の生活者が情報発信を出来る時代が来たのである。
例えば、会社経営一つでも、経営に必要な情報は世界中のどこかにすでに存在すると考えるのが自然だ。中小企業であれば、日本の中だけでも十分なことも多いが。
そうすると、経営の差別化の第一歩は、いかに早く自社に有益な情報を見つけるかでる。
実際に私自身も毎日の仕事時間を情報収集に多くを割り当てている。
別に時間を決めている訳ではないが、情報収集は“ながら”ですることが多い。
新聞、雑誌、ネット、友人とのSNS、書籍・・ビジネスの情報はいたるところに転がっている。私の周りにも情報はあふれている。
私の情報収集は、まずは、芯となる情報を用意する。
私はこれを“きっかけ情報”と定義している。
例えば、“地球と環境”というテーマに関心を持ったとする。
今ならまずは、Amazonで地球環境と検索する。そうすると、該当する本が何冊もリストアップできる。
注文は簡単だ。便利な時代である。
しばらくすると数冊単位で、オフィスに届く。
目次と全体をさっと読む。読むというより目を通す。そこで、気になる目次や目につく言葉があれば、その本はしっかり読む。付箋を貼るか折り目をつける。
本を読みながら知らない表現や言葉があれば、調べながら読む。
参照書籍などは、気に入ればその場で注文する。
タイミングが合う自社のオンラインセミナーやブログなどで表現する。
そして、反響があればその情報を軸にまた新しい本を買う。
こんな繰り返して、この三か月で200冊ぐらいになった。もともと、本は良く買う方だが、これだけ集中したのは初めてだ。
このコロナ危機がなければ経験することはなかっただろう。新境地かもしれない。
ブログを書いていることも情報収集に寄与することも多い。
文章を公表するので、話し言葉よりも正確性を