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今はやりのAIもロボットもVRもツールに過ぎない

ユーザー
サイト管理者
日付
20年7月22日 12時23分
元記事URL(外部サイト)
https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-12612625973.html

[本文引用]

 

 

人間がITやテクノロジーの進化に振り回されて何年経つのだろうか?

 

最近は特にAIが目立つ。

 

流石にAIをメディアやIT業界が良く使うバズワードとは言わないが、

それにしても猫も杓子もAIの感がある。

 

 

約20年前、時の首相がIT(アイティー)をIT(イット)と呼んだことがメディアで大きく取り上げられた。これは中身も分からず、流行言葉として乗っかっただけという印象が強い。

 

今、ITに関するバズワードは山のようにある。

AIと双璧なのが5Gだろうか。

あとは、VR、RPAあたりか。ビックデータもよく登場するキーワードだが、これはツールではない。江戸時代からあった大福帳の概念だ。

 

そもそも、バズワードとは、

いかにもに思える専門用語といえば良いだろうか?

最近は急増している。

 

 

 

 

 

要するにどこかの誰かが火付け役なのである。

先日も、日経新聞のトップにAIの記事が出ていた。見出しはこうだ。


"新常態、その仕事、AIで"

ただ、よく読むとRPAのことを主体に書いた記事だ。RPAよりAIの方がキャッチャーなのは分かるが、一応専門家としては見出しと内容に違和感を感じた。

 

私がAIをITの素人に説明するとしたら、車のエンジンと説明する。

というか、私は昔からIT活用を車の運転に例えてきた。今どきの人に、車を説明をする必要がないくらい一般的だし利用する人は多い。

ただ、メカニズムや仕組みを知っている人は少ない。

私は特別に車に特別の関心があるタイプではないが、それでも時代時代の車のニュースは記憶がある。

私が学生の頃だったと思う。

ターボエンジンというのが登場した。

一応中古の車に乗ってはいて、新車の世界なので全く私には無関係なのだが、なぜかワクワクしたのを覚えている。

言葉のイメージとその性能を知ってそう思っていたのだと思う。

 

今のAIは私なら車で説明すると書いたが、要するにAIは凄いエンジンの一種であって昔でいうターボエンジンだ。

車を運転する側からしたら、それを直接見るわけでもなく、メンテナンスするわけでもない。

ただ単にいつも通り、アクセルとブレーキとハンドルを使って車を運転する話である。AIを使う側は今後も意識することはあまりない。実際、スマホなどにある音声入力Siriなどは、AIがエンジンとして内蔵されている。

 

長年ITに関わってきた私としては、AI以外でもこれと似たような話を幾らでも説明できる。

もう一つ、話題の4Gや5Gやワイファイ(Wifi)を事例で挙げる。

私の周囲でもこれらを混在している人が多いのには驚く。そして、最近オンライン通が増えた。時々一緒に仕事するときに、わざわざ私にレクチャーしていただけることもある。それだけ一般の人の関心ごとなのだろうとは思う。

ただ残念ながら結構間違えていることが多い。

特に、オンライン通信時のつながりにくい時に顕著になる。車で言えば、にわかクルマ通の人が増えて、専門家でもないのに車の燃費が悪いのはどうのこうのという講釈の世界と似ている。

 

私なら4Gやワイファイは単なる通信の種類と教える。この両者は根本的に違うのだが、ここまで世間では混在してしまった以上、今更正しい知識も必要ないのではと思ったりする。

 

とはいえ、ほとんどの人は4Gを知っていたら5Gのイメージはできるだろうし、次に6Gが来そうなのも予想できる。私はよくスマホで説明するが、自分のスマホに4Gと書いてあれば、4Gでスマホを利用している状態、よく見かけるワイファイのマークが出ていれば、ワイファイでつながっている状態です。と説明する。

 

厳密に言えばそうではないが、一般的にはワイファイは無料と思っている人が多いのでそうしておくが、4Gはキャリアに料金を払はないと使えないので当然有料である。

また、詳細は別の機会とするが私はちなみに、ベトナムでもドバイでもルワンダでも基本的には4Gで接続する。日本国内でもほとんどそうである。理由は簡単だ、ワイファイほど不安定なものは無いからだ。

車で言えば、少々値段は高いが、燃費の良いガソリンを入れるのと同じ感覚だ。

 

私は、20年ほど前に日経BP社のSmallBizというWebサイトにIT活用のコラムを連載したことがある。のちに小冊子にもして販売した。

 


その時にアクセス数が高かったのが、

ITを大和言葉で説明しよう。