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脳科学とAIの密接な関係は“こころの研究”に行きつく?

ユーザー
サイト管理者
日付
20年7月27日 07時22分
元記事URL(外部サイト)
https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-12613672350.html

[本文引用]

 

 

脳科学とAIは深い関係にある。



ただ、意外と知られていない。

理由はAIが勝手に独り歩きしているのと、言葉のニュアンス含めて色んな意味で脳科学は敬遠され気味だ。

AIは人間の脳を模倣しようとする人工知能だ。コンピュータと仕組み(アルゴリズム)によって実現すると私はシンプルに説明する。


AIの研究は1956年に始まったとされる。

詳細は割愛するが、この半世紀強の間に紆余曲折を経て今は第三次AIブームと言われている。


実際私も社会人になって間なしの頃、ITの仕事をしていて、AIを学んだ記憶がある。その時はLISPというプログラミング言語でAIを記述する時代だった。当時、AIという言葉の響きになにかザワザワとした気持ちが芽生えたことを覚えている。

 

最近、AIの進化についてのニュースや適応する業務や新規ビジネスについてのメディアの話題が尽きない。先日もブログで書いたが猫も杓子もという感すら漂う。


私もAIの健全な活用には大賛成だ。

人間が苦手な仕事や生まれつきハンディがある人のサポートなど、健全な活用のテーマはいくらでもある。工場での画像認識や医療現場での画像認識などは大いに期待している。

人間が人間である限り、人間はヒューマンエラーからは逃れられないからだ。確率の問題でもある。


一方で、人間の日常生活にどこまで適応するかは、人間自身が常に主体的に判断しないといけない。

なぜならば、他のITツールと同じように、AIに依存しすぎると必ず弊害はあるし、なにより人間としての本来持っているスキルが減退するからだ。

 

そういう意味でも、AIが模倣しようとしている人間の脳の仕組みや機能を理解することはとても重要だと考えている。

 

私自身もAIと脳のどっちが詳しいか?と訊かれたらAIとしか答えようがない。


理由は、脳の事は関心はあるが未だに断片的にしか知らないからだ。

しかしすでに、脳科学に関する学習ができる環境は十二分にある。

機会あるごとに、様々な脳科学の本を買ったり関連する情報には気を留めている。

しかしながら、体系的に学んだわけでもないし、知らないことだらけである。

と同時にまだ解明されていない部分が沢山あるようだ。

 

最近、分かりやすい本を見つけた。

そう、この14歳に分かる。というのがポイントだと私も納得する。




今、解明されつつある事実は、大人であっても子供であっても、知らないという意味では同じこと。それをどの年齢レベルで学べばよいか?脳科学は14歳が丁度よい気が確かにする。

例えば、環境の話であれば、7歳で良いかもしれない。

 

脳科学の歴史を振り返ってみる。こちらはAIと比べても歴史は長い。人類が誕生して以来、心と体の関係を探ってきたのが人間である。脳の解剖は随分前から行われていた。長い歴史の中で、18世紀になって人体解剖学が解禁され、以後脳の研究が進化し続けている。


20世紀になり、脳を外から見る技術が発達してきた。MRIが発明され今はfMRIに進化している。MRIと言えば、私は健康診断で確かになじみはある。


やはり、脳科学の進化にもテクノロジーの進化が不可欠である。テクノロジーが進化したから解明されることも劇的に増える。科学者の好奇心だけではどうにもならない部分である。

 

その脳科学の次なるテーマは人間の心や意識の研究に向かっているようだ。

 

おおまかに、AIと脳科学の進化をまとめてみたが、私が考えるこの2つの関係とこれからの活用を考えてみる。


私もITの仕事を長くやってきての結論でもあるが、AIはITツールの一つと考える方が、専門家はいざ知らず、一般の人には良いころ合いだと思っている。

先日もブログに書いたが、一般の人が活用するのにAIの仕組みやメカニズムを知る必要はない。

そもそも、AIだと意識して使うケースも今後もあまりない。