[本文引用]
今、世界中でオンライン疲れが蔓延していると思う。
かくいう私もその一人だ。
私の場合は、ITも専門なので以前から使いこなしてきた。
今は、試して色々とやってみているので、その中から生み出すものもビジネスにも生活にも役立てるつもりだ。
オンラインの中には、今話題の在宅勤務(本来はテレワークの一つの形態)も含まれるが、
コロナ禍で劇的に増えたのが、オンラインで顔を見ながら会話する、あるいはコミニュケーションするということだろう。
もう一つは、オンラインで動画を見ることだと思うが、こちらはTVの延長で考えてもよいし、オフラインであってもダウンロードすれば見れるので、こちらは単に今どきのスマホで動画を楽しむというカテゴリーだ。
実際、この動画系サービスを提供する企業は、このコロナ禍で劇的に業績を伸ばしている。
今日の本題は、オンラインビジネスについて考えてみるが、私が重要なポイントとして最近の自前のオンラインセミナーで繰り返し話していることがある。
それは、オンラインでしかできないことを考えることだ。
いままでのアナログ活動やリアルの活動を無理にオンライン化するのはやめた方が良い。
今はやむなしの事情が大きいので仕方がないが、
本来は、直接人があって行う活動やイベントが急にオンラインでせざるを得なくなっている。当たり前だが、不慣れな中ストレスが溜まる。ITツールも使い方も必ずしも簡単とは言えない。しかもセキュリテイ面やプライバシーでも不安はある。
一言で言うと、ビジネスでタフにオンラインを使っている人以外にはメリットがありそうにも思えない。
もちろん、おもちゃで遊ぶのと同じで、大人になっても何歳になっても物珍しいものは楽しい。だがら、気分転換のつもりで、特に喫緊でないことをする。試しにオンラインでセミナーをする、友人と話する程度であれば、結構楽しい。
ただ、それはビジネスでは日常的に使うのとは次元が違う。
私は、すでに様々な機会で発信しているが、日本のようなアナログ社会でできている国が、オンラインを有効に使うのには、適応するための相応の時間が必要だ。個人差もある。企業によっても方針や取り組み方が違う。当面は、バラバラで進む。社会全体が落ち着くのは10年後ぐらいだと思っている。何事も拙速はいけない。人間が変化ついていけない。
その一方で、この新しいツール、オンラインの可能性は無限大ともいえる。未知の領域なのだ。見方を変えれば社会生活を楽しむ新たなるプラットフォームと考えてみると、結構視界が広がるしワクワクする。
これは、高速道路や新幹線が日本にできたときのことを思い出せばわかる。
行きたいところに行く手段は昔からあったが、今は世界中のどの国よりも快適に短時間で移動できる国、それが日本だ。私達は当たり前すぎて、移動に恵まれた国という実感がない。ありがたみも薄れている。新興国などで動いているとよく分かる。移動は一番大変なのだ。
私は、全国の高速道路がほとんど出来上がった時代に車の運転を始めたので、あって当たり前と思ってしまっている一人だが・・。
今のオンラインはそういう風に考えたら、オンラインでないとできないことが良く見えてくる。
今は、とにかく緊急事態だから全員オンラインしましょう。という風潮になり過ぎている。
そうではなくて、
オンラインを使ったら確かに今までできなかったことができたね。
オンラインって便利だし楽しいよね。
こんなことを沢山見つけたらよい時期だと思う。
言い換えれば、ビジネスの思考回路で考え過ぎという事だ。
私も今、オンラインでしかできないビジネスを色々と毎日試行している。
一つは、誰でも思いつくことだが、宇宙旅行。地球の上から飛び出し宇宙から地球を眺める。深海に潜るのも楽しみだ。このあたりは、VRとオンラインで結構実現が近い。
もう一つ、ビジネスとして始めてみようと思っていることがある。それは、高齢者の施設にオンライン面会ルームの新設を提案する事。
高齢者にスマホを使いましょうというのは、好きな人はそうすればよいが、不慣れな人には負荷である。そうすると住み慣れた部屋でオンラインを使う。
私は建築関係での応用範囲はもともと広いと思っている。その一つがどこでもウォール。壁を上手に使えば、いままでと変わらない感覚で、オンラインが上手に使える。
こんな感じだが、オンラインでしかでき