[本文引用]
“アフリカには一生のうち一度は行ってみたかった”
私達が、アフリカのルワンダに現地法人を設立して以来、何度、友人知人から聞いた事か。
私も、数年前までは、アフリカはそういう場所だった。
もともと、世界中を周ってみたい願望は強いが、特にアフリカは別格だった。
なぜ、人はそう思うのか?
私のたった数年のしかも東アフリカだけの経験でアフリカを全部語るのは不可能だと思うが、
すでにアフリカの色々な国で活躍している日本人は沢山いる。
2017年に、”アフリカで生きる。アフリカを選んだ日本人たち”を上梓した。
ここに登場いただいた方々は皆さん魅力的でアフリカが大好きな人ばかりだ。
アフリカに惹きつけられた理由は多様だ。好奇心、社会貢献、ビジネスチャンスなど、感じるものは様々だ。皆さん何らかで血が騒ぐのだろう。
この本ではご縁がなかった人も数多くいるだろう。
アフリカは遠い国、未知の国という印象がある。
そして、紛争、貧困、感染症などマイナスのイメージも多い。一方で砂漠もあれば、サバンナもありでとても多様である。
日本のような離れた国で、日常で接点が全くと言ってよいほどなければ、どうしても固定観念に支配される。
私は、ベトナムに20年以上前に進出したが、それまでのベトナムは、子供のころテレビで見たベトナム戦争のイメージで止まっていた。
アフリカはどうかと言うと、やはり、私もネガティブなニュースで意識することが多かったと思う。
冒頭の言葉は、大抵がビジネスの関係者だ。
一般の観光やパックパッカーの感覚とは違って、経営者としてアフリカを体験しておきたい。という感覚が強いと私は勝手に解釈している。
実際に、この数年間で50名ぐらいの日本人をアフリカにお連れした。
皆さん、異口同音に来てよかった。と心底言われる。
私も行くたびに発見があるし、できることならアフリカの53か国を10年以内に全部訪問したいと思っているぐらいだ。
私がアフリカに初めて訪問した国がウガンダである。
先日もブログには書いたが、ウガンダは私がイメージしていたアフリカとは違い、第一印象としては、私が慣れ親しんでいる東南アジアの感覚がした。
それは、言い換えれば、昔の日本がそこにある。という感じだ。
アフリ