[本文引用]
最近、ネパール人を日本でよく見かけるようになった。
実際のデータでも、在日ネパール人の数はこの10年で急増している。
例えば、2000年に約4000人から2018年には約9万人になっている。
特に2010年ごろからの伸びが目立つ。
これにはネパール自体の国の事情もあるし、日本政府が2008年に策定した“外国人留学生30万人計画”によるところも大きいと思う。
2018年のデータで留学生が約3万人近く。
これは、中国、ベトナムに次ぐ3番目である。
実情を知らない人にとっては、これだけでも驚く数字なのである。
もともと、日本人にとってネパールは比較的名前は馴染みはあるしよく聞く国である。
南アジアに位置し、超大国インドに隣接する小さな内陸国である。
小さいと言っても、人口が約3000万人。
エベレスト山のあるヒマラヤ山脈の麓、と言えば、皆さんピンとくると思う。
あの誰でもが知っている世界一のエベレスト山である。
私が、初めてネパールを訪問したのは、約2年と少し前。
インドに初訪問した2017年2月の約1年後だった。
ネパール