[本文引用]
昨日は、滋賀県の雄琴にある自然産業研究所(以下RINCと書く)の本社に久しぶりに出向いた。このオフィスは琵琶湖の近くにあり私にとってはとても新鮮だ。
私は、長い間神戸に住んでいるので、琵琶湖は意外と近い場所にはある。しかし、普段はそんなに頻繁に訪れる場所ではない。
学生時代に琵琶湖周辺のスキー場にはよく来ていたことがあるぐらいで、それ以降は、仕事の関係で時々金沢に行くときに、特急サンダーバードの車窓から琵琶湖の景色を楽しむ程度だった。
そんな訳で、RINCと一緒にビジネス活動をする1年以上前までは、琵琶湖の事をあまり知らなかった。
RINCのパンフを始めて見たときの印象が今でも忘れられない。
琵琶湖から地球を俯瞰するイメージがとても斬新だった。
RINCは自然産業を“自然資源を持続的に利用し、発展させる多様な経済活動”と定義している。主たる分野は、農業、漁業、林業、エネルギー、環境である。
RINCと出会う前から、農家出身でもあり農業ビジネスについてはそれなりに精通していたが、今は、第一次産業全般についてのビジネスネタとの出会いが一気に増えた。
昨日は、創業時からお付き合いのある簔口さんがRINCを訪ねてこられた。
簔口さんは富山で有機農業ビジネスをしている。
有機農業ビジネスと環境ビジネスについてディスカッションをおこなうためだ。
簔口さんは、エネルギー会社のエンジニアとして長年活躍された後、50代で脱サラをして有機農業ビジネスを立ち上げて、20年以上になる。随分前から農業ビジネスの達人である。
ベトナムにも何度もお越しいただいている。
熱い議論が2時間に渡っておこなわれた。
昨日の私は約6時間の滞在だったが、仕事と言うのは本当に環境が変わると新鮮で頭もさえる。結構良いネタが沢山浮かんだ。
私にとっての琵琶湖はとても新鮮なロケーションと環境のオフィスで、正しくワーケーションにはぴったりである。
雄琴の駅の