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情報収集力が経営や仕事の成果を大きく左右する時代

ユーザー
サイト管理者
日付
20年9月27日 13時34分
元記事URL(外部サイト)
https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-12627813007.html

[本文引用]

 

 

毎日仕事をしている中で、今私が一番関心があるものは何かと聞かれたら?

迷いなく、“情報”と答える。

もちろん人にも関心があるが、それはずっと昔から変わらない。

 

この情報と一言にいってもなかなか奥が深いし複雑である。

私は今会社経営をしているので、情報と言えば、経営情報、つまり、経営に役立つ有益な情報を欲している。と思う人も多いと思うが、これは決して外れていない。



しかし、私が創業した30年前と違って、経営に関する情報は巷に溢れている。

この短期間で、情報の流通量は1000倍を軽く超えた感覚がある

経営者としては、情報をキャッチアップしておくのが生命線だから今は、大変な時代である。

 

私の創業の頃の情報収集と言えば、メジャーなところでいけば、新聞、ビジネス雑誌、それと書籍ぐらいだったと思う。あと、時々、経営者が集まる会合や専門セミナーである。


経営に関する情報と一言でいっても、今はなにせ流通する情報が膨大過ぎて、自分にとって有益な情報であることを判断することが極めて難しい。


それだけ似たような情報、目移りするような情報が多すぎて迷いも生じるし、真偽の判別も困難になる。

そんな中でも、自分の得意領域、専門領域に関しては、少々情報量が膨大でも、それほど苦も無く有益情報はピックアップできる。それでも、母数の情報の把握には限りがあるので、残りは推論しておくという事になる。


例えば、私にとっては、IT関連や建築であれば常に情報のキモは抑えることが出来る。また、ベトナムなどもそうだ。判断基準や目利きがブレないほどの前提の情報が頭に蓄積されているからだ。当然、自社の社員やブレインの情報も判断材料の一助でもある。


一方、金融や環境などになると、経験も少なく、ベースとなる情報のストックが少ないので、一つずつ見たもの得たものの情報が新鮮だったり刺激的だったり驚きだっり学びだったりするから、イチイチ脳が動くのでとても疲れる。


こんな風に、経営情報と絞って考えても、自分の得意領域とそうでない領域で使い分けていく必要がある。


余計なお世話だが、ITやデジタルが得意でないだろう経営者の事を想像すると、本当に大変な時代になったと思う。最新テクノロジーの世界でもあるので、変化が速すぎる。

これをしっかり経営に生かすために情報を峻別するのはとても困難だと思う。

 



情報について、経営情報から説明したが、それ以上に私の場合、人生を楽しむための情報の把握に強い関心がある。

 

情報を見つける観点として、大切なことの一つとして、私は意図的と偶発的の両面を重視している。

例えば、今、アフリカのルワンダの事を知りたいと思う。そうすると、まだ、この情報は溢れているわけではないので、少々、探すのには骨が折れる。

仮に私がルワンダを知らなかったらどうするか?

まずは、ネットで検索してみる。そうすると少なからず関連する情報がいくつか出てくる。そこを手掛かりに掘り下げていく。誰かのブログに出合うかもしれないし、JICA関連の記事に出合うかもしれない。しかし、ルワンダはまだ日本ではほとんどの人がビジネスとしては認知していない。これは、15年ぐらい前のベトナムと似ている。

 

ちなみに、今の日本は巷にベトナムの情報は溢れている。コンビニに行っても、ベトナム人のアルバイトがレジ係をしていたりする。

ルワンダの情報は、日本国内だと偶発的に出会う事の確率は少ない。一方、ベトナムに関しては、普通に日本で生活していても、どこかで情報に出合う。もちろん新聞には頻繁に登場する。SNSも沢山ある。近所のベトナム料理屋さんかもしれない。たまたま出会う情報からビジネスにつながることは、良くあることだ。

 

あと、情報発掘については、宝探しの感覚は常に持っている。

私も子供の頃よく砂浜で遊んだ。海水浴の季節になると、きまって宝探しがあった。

大人が砂の中に、宝物を書いた袋を埋めているわけだ。最近、ベトナムでの社員旅行でもした。やはり、何歳になっても宝探しは面白い。

情報発掘は私はこの宝探しの感覚でいる。たまたま、見つかったものを大切にする