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ベトナムのビール業界のピンチと交通安全の行方

ユーザー
サイト管理者
日付
20年10月3日 14時01分
元記事URL(外部サイト)
https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-12629140090.html

[本文引用]

 

 

“ベトナムビール業績に黄信号”

昨日、日経新聞を眺めていて、衝撃的な見出しが目に飛び込んできた。

一瞬、コロナ禍の影響と想像したが、記事を読むと別の理由だった。

小見出しに飲酒運転規制で最大手のビールメーカーが4割減益とある。

 

ベトナムとの付き合いは、とても長くなってきたが、ベトナムといえば、333(バーバーバー)を真っ先に連想する。ベトナム人はとにかくビールをよく飲む。




実際、データで調べてみても、東南アジア一番のビール消費大国で、アジアでのビール消費は中国、日本に次いで多い。

10年ほど前に、サッポロビールがこの激戦区に参入もした。

 

日本人は、ビールだけでなくお酒、焼酎、ワイン、ウイスキーなどなど。まんべんなく飲む印象があるが、ベトナムはやはりビールだ。常夏の国ということもあると思うが、昼間からでも普通に飲んでいる。


そういう私もベトナムでいる時は、昼間から333をよく飲んだ。

この333はベトナムメーカーのビールである。ベトナムではタイガービールやハイネケンなど海外からのビールもとても人気が高い。種類もとても多い。ハノイにいけばハノイビールなどもある。ダナンにいけばラルービール、フエではフエビールなど。地場の特産ビールがある。

 

ベトナム人は酒好きですか?と質問されたら。

私の経験上では、迷いもなくそうです。と答える。


実際、私は日本人代表として、ベトナム人とビール飲み比べの闘いを何度もしてきた。

それで信頼関係を気付いた部分も無くはない。(ノリと言う意味でだが)どうでもよい話だが、若いころは一度も負けたことがなかった。流石に歳を過ぎたころからこういう芸当はやめることにしたが・・・。

 

実際、アジア圏で言えば、中国や韓国はビジネスの現場でもお酒の話はセットである。友好を温める、接待などさまざまな場面でお酒はつきものだ。


それに比べて、ベトナムに対する先入観というのがあり、この2国などに比べて、お酒は飲まない印象が私にはあった。

だから、ベトナムに行きだした20年近く前は、これでもかこれでもかと思うぐらい、想像を超えた飲み会の毎日の繰り返しに音を上げかけた。実は見かけによらず、ベトナム人はお酒も好きだし接待も大好きだったのである。

 




記事の見出しを見た直ぐは、コロナ禍だけに、コロナの影響でビール消費が落ち込んだ。と勝手な想像をした。よくよく記事を読んでいくと、その影響も少なからずあるが、飲酒運転の規制強化の影響が大きいとある。


記事によると今年の1月から規制が強化された。バイクの罰金の最高額は、日本円で3.8万円。免許停止は最長2年とある。大卒初任給が3万円弱だから相当な罰金である。

ベトナムの生活シーンに慣れている私には、ここまで読んで、罰則の影響の大きさをあらためて実感した次第である。

 

飲酒運転の強化というのは日本でも段階的に進んできた。

日本での交通事故死のピークは昭和の45年ごろ。約1.7万人だった。

今は、長年の努力の結果、数年以上前から年間5千人を切っている。

私の会社は、大阪府警などの交通安全に関するの仕事もしていたので、会