[本文引用]
先週末、淡路島で気のおけない方々と時間を過ごした。
静かな穏やかな気持ちでありながら、ワクワクするテーマが沢山見つかった。
とても充実したワーケーションだった。
特に、南あわじ市とは最近、急速に縁が深まってきた。継続してワーケーション活動を続けるつもりだ。
それにしても、灯台下暗しとはよく言ったものだ。
子供の頃から私のゆかりの地である淡路島がこれほど魅力的だったとは今更ながら感慨深い。
ひょんなことが重なり、2年前ぐらいから淡路島での私の活動が急に盛んになってきた。
そして、色々とビジネスでお付き合いをしてきた方々も、この一年の間に、図ったように淡路島での活動を始めている。だから、今がタイミングだと思っている。
淡路島は地方だ。日本全体の課題でもある地域活性化、地域再生のテーマが根っこにはある。一方で、ここは私にとって、もともと特別な場所だった。
私は徳島で生まれ育ち、今は、学生時代から住み始めた神戸が第二の故郷になった。
そんな訳で、神戸と徳島を往復することは誰よりも多いかもしれない。
小学生ぐらいまでは、兵庫の明石の親戚に毎年お盆になったら遊びに行った。
その時の体験が今でも私の淡路島の原点である。
今は、鳴門海峡大橋と明石海峡大橋の2つの大きな橋でつながっている。
神戸の自宅から徳島の実家まで、車で約一時間半だ。とても便利になった。
すいていれば、徳島から親戚のある明石まで約5時間ぐらい。
それが、帰省ラッシュと重なると、半日以上かかるのがざらだった。2つのフェリー乗り場で、それぞれで数時間待ち。トラックと家族連れのマイカーで大混雑。子供の楽しみは、駐車場のわきに並ぶ屋台だけだった。
ようやくのことで上陸した淡路島を2時間ぐらいかけて走る。毎年、車からで眺める淡路島。山道や海沿いもあり自然そのものだった。今でも記憶の片隅にある。都会と田舎のギャップが新鮮だったし、距離的には近いが大きな隔たりが子供のワクワク感を掻き立てた。
そして、縁があって、大学から神戸に住むようになった。
知っているようで未知の場所だった淡路島は、今、ホットスポットと言える。大手人材会社の本社移転の話題もあるが、それ以上に私の周りでは淡路島は盛り上がってきていた。
もともと、橋の開通後、大阪などの関西圏からは2時間以内で行けることもあり、観光地としても注目されてきた。
特に、明石海峡大橋に隣接する北側のサービスエリアはいつも観光客でいっぱいだ。
実際に、淡路島の北岸から見る明石海峡大橋は壮観だ。何度見ても感動する。日夜問わず、季節に関係なくいつ観ても美しい。
土木に関心がある人も、一度は見ておきたい橋である。
しかし、私は徳島出身なので、それ以上に鳴門海峡大橋に愛着がある。先にこちらの橋が開通したのだが、徳島が淡路島とつながった時の感動はいまだに忘れない。
最近、南あわじ市と縁が深まって、改めて気付いたことがある。
私が徳島から見ていた鳴門海峡大橋、鳴門の渦潮は、