[本文引用]
朝飯前の仕事と聞いて、どういう連想をするだろうか?
私は、外山滋比古氏の本を読むまでは、簡単にできる、難易度の高くない仕事と思っていた。
外山氏は知の巨人として知られている。
帯に“東大・京大で一番読まれた本”とある思考の整理学は、なかなか面白い。
刊行から実に40年近くたっても内容が新鮮だ。
特に、私は自分の思考回路と共通するところが多く、納得感と確信が増す。この本の中に、朝飯前の仕事ついて書かれている。
要するに、朝ご飯を食べる前にする仕事や活動のメリットを幾つか書いてある。
タイトルが思考の整理学だけに、第一のメリットは思考が整理されることである。
私も、ほぼ毎日、早朝に起きて、色々と仕事や私事を整理する。当日の段取りも合わせて行う。
まず何よりも、朝は静かだ。
仮に夜も場所によっては静かだが、私の感覚では、夜だと次のステップは寝ないといけない。だから、あまり力は入れられない。つまり、寝る直前に思考が活性化してしまうと、興奮と熱量で寝られなくなる。
以前は、私は、仕事に没頭しすぎてアイデアが湧き出てきて、寝られなくなったことは何度もあった。ストレスで寝られなくならないタイプだが、ワクワクして寝られなくなることはあった。
あと、似たような感覚は、ゴルフに没頭しかけたころはのゴルフ本番