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今年の私の流行語大賞を選ぶとしたら

ユーザー
サイト管理者
日付
21年12月31日 13時06分
元記事URL(外部サイト)
https://ameblo.jp/kondoh-blg/entry-12718602348.html

[本文引用]

 

 

またまた、あっという間の1年だった。

だからと言って、何か問題があると言いたいわけではない。

年々、時間を感じるスピードは速くなっているのは間違いない。年齢を重ねるとはそういうことだと実感している。脳科学的にも確かなようだ。


この一年は沢山の人とのつながりがストックされている実感と、この基盤をベースにさらにつながりが深まりそうな予感にワクワクの毎日だった。


特に一年の終盤の11月ぐらいから、コロナ禍が一時的に落ち着いたこともあって、多くの人と直接面会した。お互いに溜まりたまったマグマが爆発したような感じかあった。

だから年明けは少し落ち着いて、様々な情報やネタを醸成しようと思っているところである。


今日は、大晦日なので、1年の締めくくりとして今年を振り返ってみる。

世間では、毎年、流行語大賞が選ばれる。これはこれで、少々興味がある範囲だが、ふと私と自社の流行語は何か?と考えたてみた。

幾つか浮かぶが、一つだけで言えば、

それは“つながる”である。


実際に、ブレインワークスはつながる会社です。を標榜して数年になる。明確に表現し始めたのは、新興国と日本をつなぐビジネスを長年行ってきた実績を根拠に、数年前の海外進出セミナーである。


最初は、すぐに理解する人は少なかった。そもそも、理解してもらおうと言う意識よりも、自分たちのミッションや役割を社員や会社の関係者で共有する目的が強かった。理解度に強弱や温度差はあるにしても、社員間では、感覚的には創業時から共有してきたことである。 


今年の前半に、つながるという本も読んだ。これだけでこんな分厚い本になるんだと感心した。

また、様々な本を読むことによって知的なつながりが拡がることも体験している日々だ。

 



今年の後半ぐらいから、初対面の人でもこの“つながる”の活動を理解してもらえる人が増えてきた。

もっとも、今は初対面と言っても紹介であったり、少なくとも事前にSNSなどで、こちらのプロフィールや表現が伝わっていたりするケースが多い。


来年以降も徹底的につながり、つながるにこだわっていこうと思っているが、現時点での私の“つながる”の感覚を幾つか書き残しておきたい。


まずは、私が好きなフレーズと歌の紹介である。

スティーブジョブスの語録の一つに、“イノベーションはつながりに過ぎない”がある。

この数年で、数百回は使った。実際に私の活動も会社の活動もそういう方法で進めている。この先を考えると、楽しくて仕方がない。 


歌では、中島みゆきの”糸“だ。昨年の夏に映画化もされたが、人と人の出会いを謡ったものだ。

私なりの解釈で言うと、人と人は、出会うべくして出会う。しかし、それがいつかは分からない。


発売当初からお気に入りの歌だ。最近は毎日のように、糸のような出会いが実現できていることを実感している。これを今の私の感覚に当てはめると、ビジネスにはつきものであるが、計画的にするとか意図をもってするとかの面会が激減してきた。


なんとなくそう思う、予感がする。いわば直感や感覚で連絡しよう、会ってみようと思える人と今会っている。

言い方を考えれば、自分からか相手からか紹介者からかはあまり関係なく、なぜかこの人と会うことになった。こんな感じが今年は激増した。

きっと来年以降も続いていくと確信している。その感覚は、自由自在に気の赴くままに人と会う。


結果として、楽しく人生が過ごせて、その一部として今やっているビジネスにも寄与できれば尚良しという感覚だ。


あと、“つながる”はITと親和性が良い。

先ほど書いたSNSなどの情報発信、情報交換、交流などでの活動も自由度は高い。

ネットを介してつながるという意味もある。メールやオンラインツールもその部類だ。そして、何よりもこれからは情報でつながる時代が進展するのは疑う余地はない。


今までは、つながると言えば直接会って信頼関係を地道に積み上げてということが主流であった。もちろん、こういう部分は人間の本質として失ってはならないが、個人の人生を満足させるだけではなく、社会貢献や地球の問題や課題を解決するような活動をしようとすれば、やはり、つながることが重要になる。そういう目的意識でITは使える。


更に書くと、つながる、そして見える化する。それを仕組み化する。こういうことをITで実現できる時代が来た2021年だったとも言える。


もう一つ付け加えると、シニアが元気になる秘訣はつながることでもある。

世代間のつながり。そして、後世へのつながり。

これも記録をベースにすれば、実現出来る時代が始まった。何百年何千年のちに21世紀は“記録の世紀”と呼ばれるようになると確信しているし、そういう取り組みも来年は強化したい。

 

以上