あやふやな情報で良い時もある
情報過多の時代の情報リテラシーというのは、なかなか定義が難しい。一昔前、今ほど情報が溢れていなかったときは、穏やかな時代だったと思う。もっとも、私も過去に遡れば上るほど、今ほど情報を意識して仕事したり生活したりしてはいなかったので、私の情報感度との相関もある。実際に、私が仕事する立場で考えて...
情報過多の時代の情報リテラシーというのは、なかなか定義が難しい。一昔前、今ほど情報が溢れていなかったときは、穏やかな時代だったと思う。もっとも、私も過去に遡れば上るほど、今ほど情報を意識して仕事したり生活したりしてはいなかったので、私の情報感度との相関もある。実際に、私が仕事する立場で考えて...
なぜ組織は変わらないのか?私は、この20年ほどずっと考え続けている。というより、自らが運営する組織でも試行錯誤しながら、このテーマにトライしている。実は、このタイトルの本があり、私が読んだのは10年ほど前。洋書の翻訳版であるが、この手の類の本は、本も分厚いし、なかなか読むのは大変だ。もちろ...
今、日本で新入社員として会社に入社して、PDCAを教わることができる人は、どれぐらいいるだろうか?もちろん、中小企業に比べて、大企業の方が社員教育は充実しているし、その内容においても質が良くレベルが高い。日本の現役のビジネスパーソンでも、PDCAの重要性を知らない人や、知っていても日々の業務...
EUCを知っている人はどれだけいるだろうか?今どきは、ネット検索でたいてい調べることはできる。20年ほど前には、IT業界では流行言葉だった。EUCは、EndUserComputingの略である。一般的に、ITの世界でソフトウェアを作る仕事は、専門家の仕事である。それを、専門家でなくても簡易的...
まあ、マーケティングの仕事をしたことがあるとか、CRMに詳しいとか、営業で突出した実績を残しているとか、こういう人には釈迦に説法だとは思うが・・・。RMFというマーケティング、顧客分析の手法がある。少しだけ解説すると、RはRecency、MはMonetary、FはFrequencyであり、日...
やっばり、気になる大谷選手。私以外も沢山の人が魅了されていると思う。メジャーリーガーとして、昨年の活躍も目覚ましかったし、毎日のように私も大谷選手の活躍が気になった一人だ。今は、今シーズンの話題も増えてきて今年の更なる飛躍がもっと楽しみである。大谷選手の子供の頃からの様子は、沢山メディアに掲...
リスクが、かつてないほど、増大している社会である?これは真実だろうか?そもそも、どの時期と比較してということもある。仮に日本の戦争時代と比べるなら、全く比較にならないぐらい、現代のリスクは少ない。私達のように、戦争の実体験がないものでも、世界での今の戦争のニュースを聞いていたら、実感できる。...
一つの仕事を10年すれば、その分野のプロになれる。私が、新人の頃、何人かの先輩が言われていた事を今でも覚えている。そして、私は今もそう思っている。このことを、確かに間違いないと私が実感したのは、40歳過ぎた頃だろうか。これは、多くの一流の世界で仕事をしている人との接点が蓄積されてきた頃だった...
寝ても覚めてもSNS。日本でも世界でも、こういうハマっている人はとても多い。当然、最近、SNS初心者としてデビューした人もいるし、まだ、使ってない人もいる。さらに言えば、スマホもパソコンもネットもしない人もいる。日本の統計データを見ると、SNSの利用率はとても高い。SNSが一般的になって、す...
今、仕事の現場のあちらこちらで、ペーパレス化が進んでいる。ITが世の中に浸透しだした20年以上前から、ペーパレス化は仕事の現場の常なる課題だ。今は過渡期だから余計に不便を感じることは多い。簡単に言えば、完全にペーパレスにしないと、紙からデジタルデータへの入力作業が発生する。今、民間でも行政で...
人の振り見て我が振り直せ。子供の頃から、教わってきた言葉である。子供の頃は、そういうもんなんだと思っていた事でも、大人になって、改めて考えてみたら、これほど難しいことはないと思う事が幾つかある。その一つが、冒頭の言い回しだ。オンラインのコトバンクには、こうある。他人のふるまいを見て感じること...
新入社員にとって、上司とは特別な存在だ。とは言え、会社に入って働くと言う事は、理屈上、同期以外は全員が上司である。就職活動で、たいていの学生は懸命に会社を選ぶ。今時、大企業でもなければ、新興系の勢いある会社のこの社長と働きたい、と思って入社しても不思議はない。私は、昔から採用活動の場などで話...
最近、教育の話題が喧しい。生涯学習はすっかり定着した。それに加えて、リカレント教育、リスキリング、・・・・。時代背景を考えると、人生が長くなった。オーソドックスなパターンとして、大学を出て社会人になって、概ねその企業の戦力となるための教育の機会が得られる。会社や働く人によって千差万別だが、ビ...
この20年ぐらいで、人と人のコミュニケーションがとても複雑になっていると感じる。私が社会人になった頃は、直接話することしかなかった。それ以外は、手紙や文書ということになる。大きな変化のきっかけは電子メールである。未だに、多くの人が私と同じ考えであるが、面と向かって言わずに、“メールで済ます”...
都会では近所の人間関係は、構築しにくいと言う。一方で、田舎ではご近所さんとの付き合いは、濃密である。私の実体験からも、世間でいうこの違いは、全く、その通りだと思う。最近、都会と田舎の両方で生活する人が増えつつある。まだ少数派だが、テレワークやダブルワークの進展とともに、更に増加すると予測され...
日本中のどこにいても、今話題のDX社会の事が気になる。もちろん仕事柄、DXについては、ちゃんとした見解は持っている。IT活用の軸はブレることはない。今回は、一般市民の立場として、ITの恩恵で変わりゆく生活環境や社会の事を思いつくままに書いてみる。最近は、コンビニや百均ショップなどでのセルフレ...
日本は、世界から見たら、教育が出来ている国と言う印象がある。特に、新興国に接していると、日本の教育をお手本にしたいと言う声は根強い。なかでも、日本の事が少し深く分かってくると、子供の教育を日本流で受けさせたいという親御さんも多い。私が長年関わっているベトナムの変化もそうだった。20年前は、日...
どんな世界にも若返り議論がある。企業、政治、コミュニティ、プロ野球チーム、地方活性化・・・などなど。しばし、若返りの議論がなされる世界である。だいたいの議論のスタートは、組織やチームの構成要員の年齢が高くなると、パフォーマンスが落ちるし、弊害が多くなる。それと同時に、若手のチャンスの機会を奪...
今やITは、働く人にとって避けては通れないテーマになった。一昔前は、ITと言えば、専門職者の人達だけのものだった。もちろん、ITの仕組みの提供とかソフトウェアのコアの部分の製作などは、今後もプロフェッショナルな領域である。専門的に言えば、ハードウェアやOS(オペレーティングシステム)、プログ...
私が創業した頃、こういう話がまことしやかに言われていた。ビジネスの情報は東京に埋蔵されている。このど真ん中にいないと、価値のある情報は見つけることが難しい。その頃も、情報を制する者はビジネスを制する。と当たり前に言われていた。今は、当時と比べたら、その100倍、いや1000倍、情報が増えたこ...