長年仕事していると誰でもが陥る落とし穴
長年仕事していると、どんどん退化していく能力がある。これは、仕事だけとも限らない。それは、思い込んでしまうという癖や習慣だ。ある意味、本能的なところから生まれるものではないかとも思う。どんな人でも、基本的には、安定的に穏やかに生きていきたい。精神的にはストレスを溜めたくない。変化は少ない方が...
長年仕事していると、どんどん退化していく能力がある。これは、仕事だけとも限らない。それは、思い込んでしまうという癖や習慣だ。ある意味、本能的なところから生まれるものではないかとも思う。どんな人でも、基本的には、安定的に穏やかに生きていきたい。精神的にはストレスを溜めたくない。変化は少ない方が...
人前には出てない、目立たない、謙虚である、控え目である。あまりその活躍や存在が知られていないけれども、とても重要な人。縁の下の力持ちという言葉には、こんなニュアンスがある。語源を調べてみても、予想通り。今、縁側がある家は、都会では見当たらないが、田舎に行くと縁側があり、その下をのぞけば見える...
理論より実践である。これは、仕事に限らないが、現場で実際に実践している人の言い分である。私もこれに同意するところはある。言うだけ番長になりたくないので、理論が先行しそうになったら、現場に行く。この逆で実践より理論という話は、聞いたことがない。理想とする所は、理論も実践もちゃんとできている事。...
起業も創業も、私がずっと関わって、気にしてきたキーワードだ。私は結果的に31歳で起業したし、そもそも創業という活動が好きだ。今、世間でも起業を推奨するブームを感じる。この30年間で考えても、起業が流行った時期が何度かあった。私が起業して間もなくして、第三次ベンチャーブームであることに気づいた...
情報はタダである。日本ではこういう考え方が長く蔓延していた。私が起業した頃、中小企業の経営者の多くは情報はタダでもらえという感覚が主流だったと思う。その頃、中小企業向けの有料の情報提供などは成り立たないと言われていた。実際、中小企業向けの経営誌ぐらいが関の山で、とても重要な経営情報でもタダで...
人間、色々なタイプがある。これは、どこの国の人でも変わらない。私の場合は、日本人だけではなく、ベトナム人などのアジアの人やアフリカの人と、仕事をしているが、基本的な事は変わらない。彼ら彼女らを部下として見た場合、何か指示を出すことは多い。ところが、国籍変わらず、一定の比率で、分かれるのが、言...
人間関係を好きな人もいれば、わずらわしいと思う人もいる。人間関係の中で疲れ果て、ストレスが溜まり、悶々としている人がいる。人間が社会的動物である以上、人間関係を避けて生きることは難しい。ただ、必要以上に人間に関わらなくても、幸せに生きることはできる。特に、家族や親しい人に囲まれていれば、それ...
仕事を自分一人で完結する場合と、人に依頼して完結する場合、どらちが難しいだろうか?ケースバイケースで簡単に答えられるテーマではないが、仮に、自分がある分野のエキスパートとして自他ともに認められる状態だったとして、それを人に任せることから考えてみる。当然、自分にはプロとしての納得できる品質、出...
毎日変わらず行う基本的な仕事は何か?その一つは、スケジュール管理であると言える。時々、過去の書類の整理をしていて、印刷した昔のスケジュール表に出くわすことがある。見た瞬間に思い出す。スケジュールに記載されている面会やMTGの数々。先日も、溜まりに溜まった書類をまとめて整理した。数年前のスケジ...
結果に一喜一憂しない人は、世の中にいるのだろうか?平常心を常日頃意識していてもなかなか難しい。私は子供の頃、極端なあがり症だった。だから、人前で何かするようなことになると、心臓がのどから飛び出るぐらい緊張した。例えば、音楽の授業で歌を歌う。ちよっとした演劇で台詞を言う。そもそも授業中に先生に...
私が、賞味期限を過ぎているカップヌードルや缶詰を食べていると、私の周りにも驚く人が多い。正直、賞味期限も消費期限も意味はもちろん知っているが、子供の頃の体験ともったいないという感覚で、今でも、私は、腐っていると確証がないものはできるだけ食べる。昨今急速に、世の中でも食品ロスの問題が、注目...
下手な鉄砲数打ちゃ当たる。こういう言い方をビジネスで使うと、一般的には好意的には受け取れないと思う。だが、私は、必ずしもそうは思っていない。仕事をしていて、世間でも常に、質より量か量より質かの選択は奥が深い。下手な鉄砲・・・というのは、明らかに、質より量の話である。何事もそうであるが、どんな...
医者の不養生と言う言葉がある。医者でありながら、自分の病気や健康に無関心であったり、ついつい、検査のタイミングを逃してしまっていたりのことを言う。医者ならそういうことを、絶対に気づきそうに思うのだが、人間はそうではない。実は医者に限らず、人間と言うものは自分の事は気づきにくいものだ。もちろん...
BCPという聞きなれない言葉がある。企業経営におけるリスクマネジメントの一環で登場する。英語でフルで書くと、business continuity planningとなる。日本語では、事業継続計画といったところだろうか。会社経営において、最大のリスクは事業継続ができなくなることだ。倒産は言...
長年仕事していると、確信に至ることがある。その一つが、そもそも、一流の仕事、プロの仕事の領域で活動している人は、一体、仕事する人の中でどれぐらいの割合だろうか?と思う。感覚的な話しだが、1割いれば御の字だと思う。それも、ある人が一流の仕事する人としても、その人がどんな仕事においても一流である...
入札マーケットという言葉を知っている人は、ビジネスの世界にどれだけいるだろうか?日本だけではないが、企業から見た経済活動と言うのは、民間事業と公共事業に分かれる。公共事業と言えば、建設業などが分かり易い。今でこそ、少なくなったが、年度末(3月末)が近づくと、街中の道路工事がやたら増えていたの...
私が知る限りだが、ベトナムほど、世界の多様な国々との付き合いが多い国は他にないのではと思う。ベトナムは社会主義国であるから、当然、同じような政治体制との国の付き合いは、当たり前にある。私がベトナムで活動してすでに20年を超えているが、やはり、日本人は、共産主義社会であるベトナムについて、特に...
会社で仕事をしている人が必ずしもプロとは限らない。なぜなら、新入社員は、少なくとも見習いの範疇で、給与をもらいながら、仕事が一人前にできるようにするための教育の機会がある。OJTと呼ばれて、先輩と一緒に、アシスタント役などをしながら、仕事を覚えていく制度もある。職人名の世界で言えば、丁稚奉公...
新興国と日本のつながりが、日々、多方面で増大している。背景には、ITが地球全体に浸透し始めていることがある。世界が急速につながっていくのを実感する日々である。こんな時代に、新興国目線で視たIT産業の行く末は、とても興味深い。当社は、1996年にアフリカのルワンダに現地拠点としてブレインワー...
今、“つなぐ”、“つながる”がブームだと思う。最近の典型で言えば、コロナ禍で拍車がかかった、オンラインで人とつながるが一番顕著だ。直接会えない中での、やむを得ず多くの人がつながってみた。デメリットやストレスも沢山ある中でも、新たな発見として、誰とでもどこにいても、つながれる可能性に多くの人が...