見える化の時代に見える化されると困ること
今やビジネスの世界において、見える化というキーワードは、当たり前の概念やビジネスのやり方になりつつある。見えるか化が流行るということは、見えないことが沢山あるということであり、かつそのための弊害というのがある訳である。まず、深刻な話しから始めると、企業経営においては、脱税や粉飾決算などが、時々...
今やビジネスの世界において、見える化というキーワードは、当たり前の概念やビジネスのやり方になりつつある。見えるか化が流行るということは、見えないことが沢山あるということであり、かつそのための弊害というのがある訳である。まず、深刻な話しから始めると、企業経営においては、脱税や粉飾決算などが、時々...
情報収集は私の事業活動の生命線だ。もっとも、私に限らず経営者や第一線のピジネスパーソンで、情報活用の重要性と価値を分かってない人はいないだろうから、日々、何らかの情報収集活動をしているのは間違いない。この情報収集という表現は、仕事に限らず一般の生活でも通用する。そういう意味で、仕事における情...
ベトナムで長年活動してきて、しばらくの間、判で押したように質問されたことがある。それは、2つだ。一つは、現地で稼いだお金をどうやって日本に持ち帰ることが出来ますか?もう一つが、ベトナム人と中国人は違いますよね?いまでこそ、こういう質問を投げかけてくる人は減ったが、実態は定かではない。特に、...
“近藤さんはストレスはないのですか?”今でもたまに聞かれることがある。こんな時、間違いなく、なんか鉄人のように思われているんだろうなと自覚している。実際、日本語通訳を担当してもらっていた、ベトナム人女性の部下に10年以上前に、近藤さんは鉄人ですね。と言われたことがある。まあ、体も大きいから...
お元気なシニア。こういう方は昔からどこにでもいた。私の記憶の中には、メディアで話題になった金さん銀さんが今でも強烈に残っている。キャラクターとしても愉快な方と言う印象に加えて、姉妹で100歳を超えていたという話題性が大きかったと思う。20年以上前のことで、まだ、日本の高齢化社会を今のように一...
ここしばらく、“未知と混沌”に凝っている。実は、この組み合わせ、昨年の11月、ビジネスパートナーの峯本さんと食事している時に、舞い降りてきた感覚だ。もともと私は、未知も混沌もそれぞれ好きだった。峯本さんとの会話はいつにも増して、波長がドンピシャだった。あれ以来、私は常に、未知と混沌をイメージ...
定年後のシニアでよく話題に上るのが、地域のコミュニティになかなか溶け込むことが出来なくて、苦労している人達のことである。映画にもなるぐらい今の世の中では切実なのかもしれない。象徴的に書けば、今どきの定年65歳まで、エクセレントな会社を勤め上げた元部長が、定年後、地域の町内会やボランティア活動...
紙の本がなくなる。たった数年前まで、こういう話がまことしやかにビジネス界で囁かれていた。すでに世は、電子書籍の時代に突入した。短絡的に考えれば、紙の本が全部電子に変わる。実際に、こんな方向性を語る人もいた。まあ、なんでも極端に言えば、人は注目する。煽りの世界である。バズワードがIT業界で...
高齢化社会ほど実態の見えにくいものはない。原因は幾つもあるが、最大は思い込みであろう。また、様々な世代の無関心もある。残念ながら、シニア自身も高齢化社会の現状を知らない人が多い。波平の話ではないが、未だに60歳を過ぎたらご隠居モードの人も多い。必ずしも田舎暮らしだからそういう訳ではない。むし...
今のところ、日本のDXは、もう30年以上続いているIT化とほとんど変わらない。理由は簡単だ。相変わらず、生活や仕事を便利にするためのDXばかりが今目立つ。私は以前からこのブログにも書いてきたが、日本のように出来上がった国は、不便で解決しないと生活に支障をきたすようなことは限られている。日本は...
働いていると、否が応でも自分のキャリアアップを気にするようになる。今どきは、一生一つの会社でと言う人はレアケースだろうが、それでもしっかりと年々報酬アップしようと思えば、キャリアアップは欠かせない。当然に、大企業などではしっかりとサポートしてもらえる仕組みと機会がある。だから、その会社で通用する...
思い込み。このキーワードは思いのほか、日常会話でよく使う。例えば、“あの人、思い込みが激しくて付き合うのは大変だ”、“知らなかった。小さい頃からそう思い込んでいた”、“思い込みで仕事しないようにしなさい”。 まあ、こんな感じで色々と思いつくし、私も今日にも社員や誰かに対して口に出してしまうかもし...
最近読書にハマっている。とは言いながら、時間がない。ストレスとまではいかないが、読みたい本が沢山あって、Amazonで購入だけしておいて、読む機会がなかなかない。つん読に加えて、書棚に並べている本がどんどん増えていく。実は、これはこれで満足している。何かの巡り合わせやヒラメキを頼りに、気に...
インスタグラムの投稿がもうすぐ2000を超える。だからと言って、特段何かある訳ではないのだが、私の場合は、インスタに関しては、ほとんどが写真のみの投稿だ。コメントを書くこともほぼないし、タグ設定もめったに使わない。要するに、本来の意味でのインスタは使っていない状態である。もちろん、私は、IT...
かつてないほどのイノベーションブームである。私は働きだしてそろそろ40年。イノベーションという言葉に出会ったのはいつ頃だろうか?明確には覚えていないが、創業した時ではない。今から30年前のこの頃は、第三次ベンチャーブームがまさしく始まろうとしていた。世はバブル崩壊の中、先行き不透明、社会全体...
人生において、人が皆、常にチャレンジしているわけではない。男女差もあるし、人生の歩み方によっても相当個人差がある。また、そもそも、その人の性格や置かれている立場によってもチャレンジするかしないか、あるいはしたいと思っても踏みとどまる、など、とても難しい判断が伴う。一般的に、シニアの方がチャレ...
ピンピンコロリ。ひところ、流行言葉になっていた感がある。日本の高齢化社会を考える時に、どうしても外すことが出来ないのが、健康寿命という考え方だ。日本は、多くの人が知っているように、世界の中でもトップクラスの長寿国である。一方、健康寿命は、驚くほど短い。男女ともに、寝たきりの期間が10年前後と...
私たちは、どんな時に人に対して頑張ってと、言うのだろうか?記憶に新しいところでは、昨夏の東京オリンピック・パラリンピックだろう。純粋に世界最高峰の舞台にチャレンジする選手たちを応援するのは、熱くもなるしとても清々しい気分だ。もちろん、下馬評の高い選手が負けたりすると、結構、ショックもある。あ...
たまたま。最近の私と私の周辺のブームだ。私の30代からの口癖は、偶然の必然。創業間がないころ、それまでの自分のわずか30年強の人生を振り返って、自分の生き方に納得ができる言葉を探していて、ピンと来たのがこれ。もちろん、すでに近いことを多くの人が使っているのを知っていた。私はわざわざ、“偶然...
簡単な仕事がしたいか?それとも難しい仕事にチャレンジしたいか?大した究極の選択でもないが、皆さんはどちらでしょうか?私のことをまず先に書くと、社会時になりたての時は、100%前者。とにかく、その日暮らしで、仕事がいやだったので、難しい仕事には関わりたくなかった。そうは言っても上司や先輩の立場...