山名湖のサウンドビレッジを訪ねて感じたこと
私には、どちらかというと、音楽には無縁の印象があると思う。もちろん、音楽を聴くことは好きだが、それほど造詣がある訳でもなく、最近は、車の運転で、邦楽を聞く程度だった。その私が、あるアーティストの方との出会いから、音楽とは何かを考えるようになった。夏の終わりの富士山の麓に訪れたのが9月半ばであ...
私には、どちらかというと、音楽には無縁の印象があると思う。もちろん、音楽を聴くことは好きだが、それほど造詣がある訳でもなく、最近は、車の運転で、邦楽を聞く程度だった。その私が、あるアーティストの方との出会いから、音楽とは何かを考えるようになった。夏の終わりの富士山の麓に訪れたのが9月半ばであ...
読書の秋。世の中のほとんどが知っている言い回しだろう。場所によって違うが、神戸近辺であれば、初秋だろうか?秋に対する私の感覚では、思いっきりホットな活動的な夏が終わり、落ち着いた時間がやってきて、もの悲しさも感じる季節だと思う。私はとにかく夏が好きだ。だから、常夏のベトナムでも平気なのだが、...
農業の奥の深さや役割の多様性に、今更ながら発見と学びの日々である。 最近の私の活動は、今の本業とはあまり関係がないところでのつながりが加速度的に拡がっている。特に、第一次産業とのかかわりが密になって来た。 中でも農業に関して、毎日のように、現場の皆さんと試行錯誤したり情報交換したり。特に今...
“転ばぬ先の杖”、誰でも知っていることわざがある。私も、リスクマネジメントを実行するときによく使う。単純で分かり易い。だいたい、杖と言うとおじいちゃんの印象が強いが、転んでけがしないように杖を使いましょう。という意味合いだ。こんなシンプルなことわざでも、なかなか奥が深い。実際に、杖を持つとみ...
この2年、私の花に対しての関心が高まっている。その一番の理由は、コロナ禍で私が地元神戸界隈に滞在することが多くなったからである。神戸三宮には、フラワーロードという大通りがある。名前の通り、沿道には様々な花壇があり四季折々の花が楽しめる。それが年々美しくなっていた。実は去年の7月から、会社とし...
人脈という言葉がある。昔は、仕事柄意識して使った時期もあるが、私はどうもこの日本語の響きは好きではない。だから、人との話で相手に合わせることはあっても、自分から積極的にこの言葉を使うことは最近ほとんどない。私がここ最近、連呼しているのが“つながる”である。自分で言うのもなんだが、私は経営者な...
オフショアという言葉は、決して一般的でない。本来は、IT業界で拡がってきた言葉である。海の向こうへという意味で、簡単に言うと、IT業界でオーソドックスな仕事のソフトウェア開発を、海外で行うことだ。 知る人ぞ知る。あまりにも有名な話では、シリコンバレーなどのITのメッカから、インドにオフショア...
ここ10年ぐらいだろうか。日本の地方のどこにでかけても、お土産の種類が劇的に増えてきたのは。特に、ご当地の食材を使ったお菓子類の種類の多さには驚く。しかも、次々と新商品が登場しているように思う。実際、こういうところでのお土産を、私はそんなに買う頻度は高くはないが、定番の売れ筋商品はあるにして...
DXやAIに代表するバズワードが相変わらず新聞をにぎわしている。実際に、日々お付き合いしている経営者と話しても、影響を受けているのは疑う余地はない。本業として、IT支援を長年行ってきた私としては、今こそ、お役に立ちたいと決意を新たにしているところである。少し前になるが、8月8日の日経新聞一面...
秋の香りが漂う9月後半の北海道。私は、札幌と旭川に挟まれた空知と呼ばれるエリアを中心に2泊3日の行程で4つの町を訊ねた。北海道には子供の頃からあこがれと好感を持っている。これは日本人なら皆同じかもしれない。実は、私が創業した時のイメージは、北海道の牧場に私がいて、社員にパソコンで時々指示を出...
私は今、70代、80代の社長の方々と仕事することが多い。もともと、創業時から中小企業支援を軸に事業展開してきた。創業から30年が近づく今、高齢化社会が進展している中では、自然と言えば自然なのだが、こういう方々とのお付き合いや仕事は、とても学びが多いし刺激を受ける。ただ、シニアの社長と言っても...
有言実行と言う言葉がある。不言実行でもよい。何事においても実行している人の言葉は重みがある。 コンサルタントという職業がある。私はそういう肩書で名乗ったことはないが、結果的にはコンサル的な仕事も数多くしてきた。私は、自分が出来ていることを前提で、人様のお手伝いをしたい。だから、ペースメーカー...
経営にしても事業にしてもそうだが、何か重要なことをやめるには決断が必要である。私も日々、経営で葛藤している中で経営判断としての撤退の決断は、なかなかハードルが高いと思っている。あと少し頑張れば、あと少し時間があれば、打開策が見いだせると思うし、道は開けると考えるのが経営者でもあるからだ。株式...
何でも言えばよいという問題ではない。何でも書けばよいという問題でもない。 日本人は、面と向かって相手に対して批判や文句を言える人は少ない。特に、日本人は本音と建て前を阿吽の呼吸で使い分けてきた国民なので、直接、はっきりと言える人は少ない。人間には誰しも本音がある。その本音を全部、オープンにし...
私は、かれこれ30年近く腕時計をしていない。どうも体に何か身に付けることは性に合わず、眼鏡以外のものはしていない。腕時計をしていなくて不便はないのか?と思われるが、実に今は便利な世の中になっていて、よっぽどの田舎でない限りは、街のどこかに時計はある。駅前であれば言うまでもないし、どこかに時計...
創造性とは何かを説明して欲しい。仮に、これから社会人になる学生に聞かれたら、自分は何と答えるだろうか?最近そんなことをふとした時に、思った。今、日本の働く世界では、創造力を高めよう、創造性のある仕事をしよう、会社全体の創造力を向上して、強くして、企業革新につなげよう。こんな課題というか話題と...
今、田舎が人気だ。コロナ禍の影響で自然回帰を人間が求めている。とても自然の流れだと思う。コロナ禍以前でも、自然とのかかわりを増やす傾向が現れていた。科学技術の発達で、特に都市部の発展は著しい。そして、ITが社会生活に加速度的に浸透する中で、特に都会に住む人は、便利過ぎる社会での生活に疲れ、デ...
仕事に限らないが、プライベートでもすることの優先順位をつけるのは難しい。私も、日常で次の行動の選択肢は常に沢山ある。しかも、することが細分化されていく。これを仕事チックに、マメジメントしようと思えば、ToDo管理ということになる。ただ、私の場合は、ToDo管理は絶対に必須のものではあるが、今...
会社経営をしていると、営業は企業の根幹をなす絶対に必要な機能という実感がある。しかしながら、世の中全てが営業活動をしている会社ばかりではない。商品を製造し、販売は商社や販売会社任せの会社も沢山ある。特に日本には製造業や専門業などに特化した営業力を持たない会社も沢山存在する。ただ、近年の流れは...
いよいよ、デジタル庁が動き出した。前政権の肝いりの政策だ。すでにメディアで喧伝されてきたので、周知のことと思うし、今どきはネット検索すれば、設立の経緯などは大まかに分かる。私がシンプルにまとめると、コロナ禍の中で、日本のデジタル化が遅れていることを再認識した。だから、日本のデジタル化のテコ入...