科学と技術が加速度的に進化する時代の穏やかに過ごすために必要なこと
科学と技術、科学と宗教、科学と迷信。小学校のときであれば、科学と学習でなじみが深い。科学は実に多くのものと関連付けられる。科学の迷信という本もある。科学的と言われると、本当かどうかわからない話でも簡単に信用してしまうのが人間ということである。この本にはもっともらしい迷信がまとめられている。今...
科学と技術、科学と宗教、科学と迷信。小学校のときであれば、科学と学習でなじみが深い。科学は実に多くのものと関連付けられる。科学の迷信という本もある。科学的と言われると、本当かどうかわからない話でも簡単に信用してしまうのが人間ということである。この本にはもっともらしい迷信がまとめられている。今...
食品ロスの問題が日本でも話題になって久しい。例えば、恵方巻の売れ残りに関するメディアの報道は、衝撃的だ。私のように、農村で生まれ育ったものからすると、食べ残しは習慣としてもあまり受け入れられない。子供の頃、食べ物を残すことに関しては、とても叱られたからだ。米粒一つ大事にするという感覚を仕込ま...
今や仕事でパソコンを使わない人は少ない。社会全体のIT化がさらに進展してくると、人間がパソコンを使うのではなく、ロボットやRPA(ソフトウェアのロボット)が人間の代わりをするのが当たり前の時代も間近だ。とはいえ、まだしばらくは、仕事ではパソコンが主役で、人間とパソコンの付き合いは当面続きそう...
ITにしてもAIにしても、その進化のスピードは常に想像を超える。私が働きだして約36年。ずっと、何らかでITに関わってきた。汎用コンピュータでの運用の仕事が私のコンピュータとの関わりの始まりだった。ムーアの法則の話すら最近はあまり耳にしなくなった。そして、今は量子コンピュータの実用化の時代だ...
ストレスのない人はいないと思う。働いていると、ストレスの話題があちこちに溢れている。そういう私も長年に渡ってストレスと付き合ってきている。周囲からは、近藤さんはタフだよね。という印象が強いと思う。しかしながら、実際はそうでもない。子供の頃からストレスは人一倍感じる方だったと思うし、そもそも、...
デジタルディバイドは、IT業界ではよくつかわれるが、一般的ではない。デジタルは概ねコンピューターのことを指す。今のようにスマホが日本中に行きわたる前から、使われていた表現だ。パソコンが登場してからすでに40年近くになろうとしている。パソコンを使うことをデジタルの世界と表現して、アナログとデジ...
学校の先生は、私がなりたかった職業の一つである。正確に言うと、今でも諦めてはいない。もちろん学校の先生をするには教員免許が必要だから、そういう意味では私はとっくに手遅れだ。では、学習塾がしたいかというとそうではない。若い頃は、画期的な学習塾を創ろうと思ったことは何度もある。学生時代の家庭教師...
仕事で何が大切かというと、基本スキルと、私はすかさず答える。基本無くして応用無しの典型である。もっとも、人間がすることは全てそうで、勉強もスポーツも楽器をマスターするのも全部同じである。基本的なこと、基本的なスキルの基礎ができると、応用は幾らでも出来る。ではなぜ、人は仕事に限らず人生そのもの...
人生は年輪のごとく。多くの先達が人生を年輪に例える。森林にある大木の樹齢を聞いて驚くことがある。樹齢1000年。とてつもない時間だ。 だから、多くの日本人はこういう大木に神が宿ると考える。私もこういう感覚が分かるようになってきた。人間を年輪に例えるのはとても分かり易い。人間も樹木も太陽系の...
記憶より記録。私が長年仕事で実践している仕事の基本である。それと同時に、私の推奨する会社運営の仕組みの根幹の考え方でもある。最近、オンラインツールで新たな機能が追加された。録音の許可をしますかという類の確認が出るようになった。オフラインの世界では、通常、一般的な仕事の打合せを録音することはな...
情報と人間との付き合いは、かなかな厄介で大変な時代だ。そもそも、人間が情報を生み出していると言っても過言ではないが、現代は、自らが生み出した情報に振り回されているとも言える。 人間は社会的動物であり、人類誕生以来、人間同士が連携して生活してきたし今はチームや組織に属して活動もしている。様々な...
人間は思い込む動物である。どんな聡明でキレキレの現役の人でも思い込みに支配される。いままでも、何度も私自身が陥ったこともある。今の常識は未来の非常識ということもあるし、よくよく考えてみたら、ひとつの思い込みが15年前から更新できていなかったりする。当然、年齢を重ねるとそういう傾向が強まる。一...
最近、ずっと考えていることがある。それは、人と人のつながりの記録のことである。私は仕事柄、ITを長年使ってきたし、それをビジネスの源泉にしてきた結果がある。だから、記録の時代にある人間がこの社会に適応することが重要で、今は急激な変化に人間が苦悩していると思っている。象徴的な意味で、しがらみと...
人の目や社会の目が気にならない人は、いるだろうか?自分は他人からどう見られているだろうかと、沢山の人が気にして悩んでいる。特に思春期はそうだと思う。一方、70歳を超えて明るく元気な人は、そういう悩みを微塵も感じないような達観した雰囲気がある。年齢がそうさせるのか?長い人生経験の中で会得した何...
アフリカに行って、子どもたちと接した時のピュアな感覚は、いつまでも心に残っている。私はこの数年で、10回近くアフリカを訪れた。現地法人があるルワンダが一番多いが、あとは、ウガンダ、ケニア、エチオピアだ。できるだけ早く、54か国全てに行きたい気持ちが強いが、この1年はお預けである。新興国のどこ...
いつからだろうか、時間のことを毎日気にするようになったのは。私は、少なくとも学生時代、時間は無限にあるように感じていたし、時間に追われて何かすることはあまりなかった。のんびりタイプだった。社会人になってからも、数年間は学生時代の延長だったので、残業をほとんどしなかった。それだけ期待されていな...
人生も60年近くになると、何かとブランクを体験する。実は、私は、先日2年ぶりにゴルフをした。もともと、健康のためでもあり趣味でもあり、また、皆さんご存知のように、ゴルフは仕事とも密接である。データで見ても、社長が一番好きなスポーツはゴルフである。時間がかかるということは少し難点ではあるが、健康...
情報過多は今や日常会話かもしれない。生活者はともかく、ビジネスをしていると何らかで情報を扱うのが今や当たり前になった。情報はどこかで誰かが作り出す。昔は、情報の発信源となる人やメディアは限られていたが、今はその発信源が大衆化したし、メディアも多様になって来た。そして世界がつながりだした。一昔...
最近、私の周辺でホットなキーワードがある。それは、ファーストペンギンである。 まずは、Weblio辞書から引用してみる。「ファーストペンギン」とは、集団で行動するペンギンの群れの中から、天敵がいるかもしれない海へ、魚を求めて最初に飛び込む1羽のペンギンのこと。転じて、その“勇敢なペンギン”の...
悩みは人間だけが持っている特性らしい。私は断言できる程の根拠がある訳ではないが、きっとそうだと思う。人間以外の動物が悩むことがあるかもしれないが、私自身が人間として、悩み続け早60歳手前という感じだし、周りの人を見ていても、どうやら悩みのない人はいないようだ。少なくとも私の人生でお付き合いが...