“サブスク”ブームを冷静に考えてみる
サブスクという言葉、ここ2、3年で一気に市民権を得た感がある。正確な言葉の意味を知らないでブームに乗っている人も多いと推察する。 サブスクは、サブスクリプションの略語だ。日本語では定期購読、予約購読。こうなると私が小学生の頃から当たり前だった。私は小学生の頃に字の矯正のために、ニチペンのみこ...
サブスクという言葉、ここ2、3年で一気に市民権を得た感がある。正確な言葉の意味を知らないでブームに乗っている人も多いと推察する。 サブスクは、サブスクリプションの略語だ。日本語では定期購読、予約購読。こうなると私が小学生の頃から当たり前だった。私は小学生の頃に字の矯正のために、ニチペンのみこ...
どんな世界でも一流の仕事をする人はいる。ものづくり、農業、アート、メディア、事業プロデューサー、医療、料理、建築・・挙げていけばきりがない。 一流がした仕事とは、質が良いのは言うまでもないが、多くの付加価値がある。しかも日本であれば納期も予算も厳守だ。さらに超一流と言う言葉があるが、私は一流...
人生100年時代。会社員で働くにしても、一生同じ会社で過ごす人がどれぐらいいるだろうか? 日本の終身雇用制はとっくに過去のものとなった。私が社会人になりたての頃はまだ、終身雇用制が存在した。36年前の事である。新入社員の立場では、実際に定年間際の人達との接点はほとんど記憶にないが、一生一つの...
売り手良し、買い手良し、世間良し。余りにも有名な近江商人の商売哲学、経営哲学である。世間良しというのは、今どきで言えば、社会貢献だ。 最近では、これがさらに進化している。四方良しを唱っている人や企業は多い。会社であれば、従業員が加わったり、家族やパートナーも加わったりだ。中には、八方良しを提...
ペースメーカーと聞いて何を連想するだろうか? ほとんどの人が、医療関係のペースメーカーを思い浮かべると思う。 実は、私の会社は20年近く前からペースメーカーの商標を持っている。日本語に直すと、伴走する。と言う意味だ。マラソンでペースメーカーの役割は大きい。42.195キロのマラソンレースのス...
今年ほど、私自身、“自然との調和”を意識した年はかつてなかったと思う。もちろん、最大の理由はコロナ禍に遭遇したことだ。生命の危機を感じると人間は自然回帰をする動物だと痛感した。いや、すべての生き物はそうだと思う。自然回帰は、日本だけの事ではなく、世界共通の現象だと思うし、実際にベトナムやルワ...
最近、ビジネスや経済の世界で、エコシステムが流行っている。もともと、生物学の用語で、生態系と自然環境の相互作用の中での調和という意味合いに捉えているが、この使い方はとても多様だ。 環境問題は言うまでもなく、リサイクル、人材活用、建築、ITでも色々なテーマでエコシステムが使われるている。例え...
感覚的なものだが、ネットも含めたメディアを通して世の中を見ていると、ちょっと、うんざりするぐらい揚げ足取りが多くなった。こういう世界だけで日本人を見ていると、海外から称賛されている日本人の姿とは乖離している。 テレビ番組は今に始まったことではないが、最近は特に揚げ足取り評論家が目立つようにな...
長いこと生きていると、人間の習性と言うか、人間の仕事や活動の特性やパターンが明確に見えてくる。その一つが記憶によって人間の活動は成り立っているということだ。ほとんどの人が、何をするにしても記憶を頼りにする。シニアになって、記憶機能に不具合が生じると生活も困難になる。記憶は生きていくために不可...
最近、世間では書籍のトリセツが流行っている。トリセツとは取扱説明書の略語である。 夫のトリセツ、妻のトリセツ、娘のトリセツ、家族のトリセツ、男のトリセツ、息子のトリセツなどなど。ざっと調べただけでも幾つも出てくる。 ここ最近の日本人の人間関係力の低下を反映していると言えば言い過ぎだろうか?一...
究極の選択と言う遊びが流行ったことがある。人生を左右するほどの究極の選択は、映画や小説の世界でない限り、そうそう起こらない。ただ、普段の仕事や日常生活でも些細な事でも究極の選択と思うほど、判断に迷う事は多々ある。実に人間は不思議な動物だと思う。私は、仕事でもプライベートでも本当に判断できなく...
先週の週末、私はいつも以上に、応援している女子プロゴルファーに注目していた。昨年の全英女子オープンで優勝し、すい星のように現れにスターになった渋野日向子選手だ。 もともとプロスポーツを観るのはとても好きだ。スポーツするのも好きなので、鑑賞するというのも趣味の一つでもあるが、それ以上に、一人の...
この週始めに、我がふるさと、徳島に訪れた。ここ数年は、一年に2、3回の訪問だ。 もうこの年になると、正月やお盆の帰省と言う感覚はほぼない。基本的に仕事があるから帰るというパターンだ。もちろん、母親も健在なので、正直、年に数回は顔を見せたいという気持ちはあるが、頑張っても年3回、仕事とセットで...
会社経営は、大きく変貌できるか?ビヨンドコロナが大きな試金石になるのは間違いない。 企業が変わる前に、世界の生活者が変わりつつある。そして、社会が変わる。社会に適応できない企業は生き残れない。必然的に企業が変革する。変革する企業だけが次の時代の経済メカニズムを担うことになる。 企業経営で、私...
昔、日本ではコピー機とは呼ばず、ゼロックスと呼んでいた。少なくとも私はそうだった。少し調べたらたらわかる事だが、ゼロックスはメーカーの名前に過ぎなかった。ゼロックスのコピー機が席巻したのか?マーケティングが秀逸だったのか?実は、こういう話は世界中枚挙に暇がない。例えばもベトナムではホンダだ。...
最近、オンラインでのセミナーや研修が一気に増えた。コロナ前からも、こういう世界は普通にあった。呼び方は色々とあったが、いわゆるTV会議、Web会議が浸透しつつあった。オンラインセミナーで話することも一般的になりつつあった。 今、オンラインセミナーが初めての方に話しませんか?と、お誘いすると反...
相変わらず、日本人のビジネスパーソンに多い会話。 “そう思っていました” だったら、先に言えばよいでしょう。流石に、部下以外にはなかなか言えないが、それでも本音では、私は相手かまわず、今でも言いたくなる。そう思っていたなら、最初に言ってもらえれば、色々とお互いに楽になる。回り道も減る。無意味...
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ぬ SDGsがあっという間に、経営者の間では常識になってしまった。このブーム、日本人らしいと言えばそれまでだ。SDGsの詳しいことは他に譲るとして、CSR活動は長年取り組んでいた企業も多かったので、乗り換えが早かったのも実情だと思う。すぐにブームになるということは、熱しやすく冷めやすいと言うこ...
今でも毎日仕事をしている。特に、創業してからは、会社員ではないので、毎日、自己責任において仕事をしている。人から言われる仕事は一つもない。 一方で、部下はじめ、仕事の関係、自分の日常生活のつながりなどで、周りも仕事している人ばっかりだ。レストランにいっても、コンビに行ってもどこへ行っても大勢...